
自分を大事にできる恋愛を
Aさんは、この既婚男性と連絡を取り合うことをやめたそうです。
「向こうからの連絡が増えて、最初はテンションが上がっていたのですが本当に『今後どうなるのだろう』と思ったら怖くなりました。
彼は相変わらず自分の家庭の話はしないし、冷静になったらおかしいですよね。私とふたりで食事するって、それを誰かに見られたらどうするのかなとか、いろいろ考えるうちに疲れちゃって。
今は、打ち合わせのときだけ笑顔で対応して終わらせています」
既婚男性への気持ちが完全になくなったわけではありませんが、Aさんがそれより意識するのは「既婚者とわかっている男性と親密になる自分」への違和感です。
彼氏と別れてこの男性と親密になる道を選んでも、窮屈でつらい思いをする自分が想像できることで、ストップがかかるのですね。
今の彼氏との関係をどうするかもAさんは考えるようになり、「気持ちが落ち着かなくてつらかったけれど、自分を大事にできる恋愛って大切ですよね」と最後に笑顔で口にしていました。
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恋人や配偶者がいても別の人に好意を覚えることはあり、それをとがめるよりパートナーとのつながりを改めて考えるのが健全といえます。
そもそもの問題を解決しない限り誰を選んでも幸せな関係は築けず、いっそう自信を失うこともあります。
パートナー以外の人を好きになったときは、まずは自分がどうありたいかの本音をしっかりと見据えたいですね。
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