2: 弱いときにそばにいてくれ、時には背中をさっと押してくれる情の深さは、男の理想の女

新宿3丁目の元ゲイバーママは、博多女性の底知れぬ凄さを次のように分析します。

「男性のすべてが自分に自信があるわけじゃない。中には、女性に一生選ばれないかもしれないと自信喪失している男性もいる。

男性が自信喪失しているときも、博多の女性はすっと男性の後ろに寄り添ってくれたり、立ててくれたり。おまけに必要なときにはさっと背中を押してくれたりするから、それだけで男性はメロメロになるわけよ」

しかも男性が転がされていることに気づかないことも、モテ女の最強テクニックとゲイバーママは力強く指摘。

「男性を立てるんだけど、男性に依存しない。主導権はいつも自分。男性は手のひらで転がされていることを知らないから、いつまでも気持ちがいい。

それから世間一般の女性に比べて、イケメン好きがさほど多くないのも、博多女性の面白さね(笑)」

ゲイバーママの発言をまとめてみると、男性という生き物は、イケメンになりたいとか、仕事ができる人間でいたいとか、女性にモテたいなど、常に自分に自信を持っていたいもの。

でもその反面、くじけそうなときや心がへこんだり、長く低迷してしまったりすると、不安定な自分の状態に対して怖さも併せ持っているのです

そんな時に、そばにいてくれて励ましてくれるだけで、勇気百倍。博多女性はそんな男性の特性を自然に理解して行動しているのですね。

ただ男性を見守っているだけでなく、時には立ててくれたり、全力で支えてくれるなどアクティブな博多女性。

情の深さは「見捨てない。いつでも味方」という証し。このように、男の理想を博多女性が全部持っているから、「敵なし」と絶賛されるのでしょう。

モテる女性の手本として、また男性の心をつかむコツとして、博多女性から学ぶことは多いですよ!

コラムニスト、小説家、ルポライター。2万人以上のワーキングウーマンを取材し、恋愛、婚活、結婚をテーマに執筆。「英語でリッチ!」で第12回ライターズネットワーク大賞受賞。07年10万人に一人の難病を後遺症なしに完治。「生きるを伝える」(テレビ東京)に出演。ブログ:「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」