一体感を持つ親の特徴3つ
一体感を持つ母親の特徴は、以下の通りです。
1. 親が決めたことをやらせる
一体感を持つ母親は、自分の人生と子どもの人生を非常に近い距離感で、重ねて考えています。なので、自分が正しい、良いと思うことを、子どもにやらせます。自分がやりたかったことや成し遂げられなかったことを子どもに託すこともあります。
そして、子どもが自分の決断に従わないと、激怒し非難します。
2.子どもの問題を解決しようとする
一体感を持つ母親にとって、子どもの問題は、イコール自分の問題です。子どもの問題に自分事のように頭を悩ませ、自ら解決しようと行動し出します。
問題を解決するため、また、子どもから問題を事前に回避させるため、子どもの交友関係や、子どもの行動に細かく口を出します。
3.他人に依存しやすく、自分の人生を楽しむことを忘れている
一体感を持つ母親は、子どもの出す成果や結果が自分の喜びで、自己犠牲の精神が強く、自分自身の人生を楽しむことを忘れています。
また、普段から他人に依存しやすく、たとえば独身時代なら恋人中心に物事を考える傾向が強いです。
離別感を持つ親の特徴3つ
離別感を持って子どもに接するということは、子どもをひとりの人間として認める、尊重するということの表れです。
離別感を持った子育ては、子どもの自己肯定感を高め、自立心を促します。子どもがのびのびと生きられるようになります。
では、離別感を持つ子育てとは、どのような子育てなのでしょう?離別感を持つ母親の特徴をお伝えします。
1.子どもの決断を尊重する
離別感を持つ母親は、子どもにアイデアや方法を明示することはあっても、基本的には子どもの決断を尊重します。親が決めたことを子どもにやらせたり、押し付けたり、親の言うことを聞かないからと激怒することはありません。
2.子どもの問題を自分の問題と混同しない
離別感を持つ母親は、「子どもの問題は、子どもが解決するべき課題」として捉えます。そして、子どもはきっとその課題を解決できるはずと信じて、見守ります。
精神的サポートや手助けをすることはあっても、子どもの問題に対して自分事のように考えたり、自ら解決のために身を乗り出すことはありません。
3.自分の人生を楽しんでいる
離別感を持つ母親は、自分で自分の人生を楽しませることを忘れません。
子育ても楽しんでおり、子どもと関わるときの姿勢は、「自分が関わりたいから、関わった」が基準で、「あなたのために~」という自己犠牲の精神はありません。
まとめ
「あなたのために、どれだけのことをしてあげたと思ってるの」
「親の望む通りに生きない子どもは、不幸になるのよ」
このようなことを子どものころから親に言われ続け、苦しんできた大人を、私は何人も知っています。
離別感を持つということは、別の言い方をすれば「相手は自分のために生まれてきたのではない」という考えを持つことだと思います。そしてまた、「自分も誰かのために生まれてきたのではない」のです。
もし、一体感を持った子育ての傾向が強いと自分で感じたなら、少しずつでいいので手放して、離別感を持った子育てにシフトしていきましょう。