PMSと上手に付き合うコツ
PMSの症状を軽減するためには、PMSとうまく付き合っていくことが大切です。
それでは、おすすめの方法をご紹介しましょう。
1.生理周期を把握する
そもそも、自分の不調の原因がPMSだと気づいていない人もいます。自身の生理周期を把握することで、不調の原因がPMSによるものだと自覚できると安心感につながります。
また、生理周期だけでなく、PMSの症状が「いつ」「どのように」「どのくらいの強さで」起こるかを記録しておくのもいいでしょう。自分の不調のパターンを知るだけで、スケジュールの調整や心構え、対処などが可能になり、症状の緩和も期待できます。
2.リラックスや休息を心がける
PMSはストレスによって悪化するため、PMSの期間はとくに、気分転換やリラックスする時間、休息する時間を意識してつくりましょう。
自分の心身が心地よいと感じるようなセルフケアもみつけてみてください。
激しい運動や無理な活動は避け、映画鑑賞、音楽鑑賞、アロマテラピー、半身浴などを楽しみながら、ゆったりと過ごすのがおすすめです。夜更かしはせず、睡眠も十分とりましょう。
3.食事や飲み物を変えてみる
食事は3食きちんと食べ、バランスのいい食生活を心がけましょう。なるべく塩分や刺激物、糖分の多いものは摂りすぎないようにしましょう。
PMS緩和におすすめの栄養素は、次の例を参考にしてください。
- PMSのからだの不調を整える:ビタミンB群(豚肉、レバーなど)
- PMSの心の不調を整える:カルシウム、マグネシウム(乳製品、海藻類など)
- 女性ホルモンをサポートする:イソフラボン(大豆製品など)
また、アルコールやカフェイン、冷たい飲み物でもPMSの症状が悪化します。お酒やコーヒー、冷えたジュースなどは避け、白湯やノンカフェインのハーブティーなどを選ぶようにしましょう。からだの内側から温まるだけでなくリラックス効果も望めるため、不調の軽減が期待できます。
関連記事