収集に時間をかけずに効率化するポイント
収集対象とは、請求書や領収書、見積書や納品書です。
これらをまずは、もれなく集めることを徹底してください。
自分ではよく分からないもの(経費の対象の可否)もすべてです。後で、対象になるものと分かっても、証拠となる物がなければ計上できませんので、もれなく、がポイントです。
その際、日付と金額、内容と相手先(理由)が分かるようにしておきましょう。領収書なら、貰った直後は覚えていますが、時間が経つと忘れがちですので、貰った直後に、領収書の裏などにメモをしておいたりするとよいでしょう。
収集したこれらの整理は、最低限でよいというところもポイントです。
例えば、日付順でノートに貼ったりということをする必要はありません。クリアファイルに、月別で集める程度で十分です。
これらの収集物は、過去3年分はすぐに出せるところ、例えばデスク周りに保管しておきましょう。過去7年分は保管が必要ですので、探せばあるところ、例えば家の中においておけば十分です。
記録に時間をかけずに効率化するポイント
記録とは、会計データ(決算書)を作成することです。
エクセルや手書きで作成している方が多くいらっしゃいますが、効率化をするなら自動でネットバンクやクレジットカード、電子マネーを会計処理できる、会計ソフトがおすすめです。
会計ソフトと聞くと、パソコンが必要&パソコンが使えないといけないという風に思われがちですが、例えばスマホアプリ『スマホ会計FinFin』のように、パソコンがなくてもスマホで使える自動化会計ソフトはあります。
それから、効率化を上げるためにも、支払、入金手段は現金は避けましょう。現金は記録が残らないため、効率化を下げてしまいますし、記録の手間を増やしてしまいます。
記録の際には、勘定項目などの判断に時間をかけないために、細かく書かないことも大切です。
記録は最終的に、貸借対照表の残高が合えばOK!確定申告が、とても楽になります。