産後うつになったらどうしたらいい?

1:とにかく休む

では、自分は産後うつかも……と思ったら、どうしたらいいのでしょうか。

産後うつは自分ひとりで治すのが難しい病気です。まずは体のケアとして、睡眠をしっかりとって体を休めること。十分な睡眠を確保するためには、家族のサポートが必要でしょう。

家事が負担になるなら家事代行を頼んだり、育児についても託児サービスを利用してみるなど、少しでも自分の負担を減らす必要があります。

2:専門家に相談する

次に心のケアとして、つらい気持ちを誰かに話し、心の負担を軽くすることも大切です。パートナーや自分の親などの信頼できる相手に少しずつ気持ちを打ち明けてみましょう。

そして、社会的な支援も必要です。日常生活に明らかな問題が起きている場合は、専門家に相談してください。平日の昼間であれば保険センターが代表的な相談先です。全国の自治体に置かれていて、保健師、看護師、管理栄養士などが常駐しています。

話を聞いた保健師が必要だと判断すれば、自宅を訪問して様子を確認し、支援先につないでくれます。住民と地域の医療やサービスを結ぶ存在である保健師は、心強い存在です。

ほかにも、精神科や心療内科、産前産後にお世話になった助産師や医師など、多くの相談窓口があります。

相性もあるので、必ずしも最初に相談した人がすべてを解決してくれるわけではありませんが、まずはSOSを発信することが大切です。自分で連絡するのが難しければ、周囲の信頼できる人に代わりに連絡してもらうことから始めましょう。

3:負担なら母乳育児にこだわらない

疲れた産後の女性を追い詰めるのが「お母さんなんだから」という呪いのフレーズ。発した方は叱咤激励したつもりでも、受け取る側は自分を責める原因になってしまうことが多くあります。人から言われなくても、「お母さんなんだからもっと頑張れるはず」と自分自身にムチを打って頑張りすぎてしまうことも。

また同様に「母乳で育てたい」という考えも、こだわりすぎると負担になってしまう可能性があります。赤ちゃんにとって最良の栄養である母乳で育てられるのはもちろんよいことですが、出が悪いために頻回授乳になり心身が休まらないなど、不調をきたすようならミルクに替えるのも手です。

ミルクを取り入れて混合授乳にしたり、ミルクメインにしたりなど、自分がラクになれる育児方法をとることで、産後うつの症状が軽くなるかもしれません。