お掃除や片づけのプロに頼む、という選択も

そうはいっても年末は忙しい! 今年は大掃除はできません、ともう諦めている方も実はいるのでは。年末はできないけど、年明け、落ち着いたら「断捨離しよう」なんて思っていると、結局そのまま1年……なんてことになりがちです。

今からは無理でも、一度お金を払ってプロにお願いしてもらうのもおススメです。高いお金を払ってまで人に掃除や片づけをしてもらうなんて……という人もいるかもしれません。

でも一度頼んでみると、プロの技術に感動しますよ! 自分では何日もかかるだろう片づけを一気にやってくれたり、自分では考えもよらないワザを教えてもらえたり。

「整理収納サービス」「お片付け」などと検索してみると、実に様々なサービスや講座があります。私の知り合いにも「整理収納アドバイザー」「家事セラピスト」「家事お掃除代行」「ライフオーガナイザー」など、さまざまな資格を持った、その道のプロがいらっしゃいます。

「片づけや掃除に関する本を読んだけど、自分ではうまくいかない」なんて経験のある方はぜひ。プロに教わりながら、来年は大掃除をしなくていいような仕組みを作れるなら、決して高くはないと思います。

 

年末の掃除、さあ何から始めますか?

ここまで読んで、「大掃除」へのやる気が、少し湧いてきましたか?「大」掃除、という響きがハードルを上げているのかもしれませんね。「断捨離するぞ!」「一気に捨てるぞ!」と鼻息荒くしなくても「新年を迎える“プチ”掃除」ぐらいの気持ちでいいのではないでしょうか。

私は実は「断捨離しよう!」と勢いづいて、捨てたくないものまで捨ててしまって後悔したこともあります。ですから無理は禁物。

ただ「不要品があふれて必要なモノが出てこない」状態なら、「断捨離」という言葉に背中を押してもらい、「3年見てなかったモノは捨てる」「今使ってないモノは捨てる」などと基準を決めて一気にやる、のも有効だと思います。

モノが増えすぎて「捨て方」に悩む。モノを買って、それをお金を払って整理してもらったり、捨て方を習ったり。なんかヘンな時代だなと思いつつ、モノを増やさない、本当に使うものだけを置いておく、などを意識しないと来年もまた同じことになるような気がします。

本当に必要なのは「欲しい」「まだ使える」「もったいない」とつい思ってしまう、心の大掃除なのかもしれません。