「低温調理器 ポケットシェフ」の注意点は?従来の低温調理器との比較も
注意点として、調理物は本体の2/3の位置を超えないよう、しっかりと奥まで入れて使うのがポイント。
耐熱密封袋ごと本体にセットしたあとは、チャック部分(1/4程度)を食材に重ならないように折って使ってください。
また、厚みのある食材は内側まで熱を通しにくくなるため、アイリスオーヤマの公式レシピに書かれている厚みが推奨されています。
従来の低温調理器と比べると、なんといっても1番のメリットはとってもコンパクトなこと。
従来の低温調理器は大きな鍋が必要だったり、低温調理器自体も比較的かさばったりするので、収納スペースや調理スペースをある程度必要としていました。
さらに従来型では、鍋や低温調理器自体のお手入れも比較的大変なので、それがほぼゼロな「低温調理器 ポケットシェフ」は、とにかくラクして美味しいものを作りたい! そんな人におすすめです。
デメリットはある…?
一方でデメリットがあるとすれば、サイズがコンパクトなため、大きな食材、分厚い食材の調理が難しいことや、一度にたくさんの食材を調理できないという点が挙げられます。
たとえば鶏むね肉を例にすれば、1度に1つしか作れないため、作り置きのために2~3枚一気に作りたいという方は、従来型のほうが向いているかもしれません。
また、従来型よりも時間がかかるため、短時間で作りたい人は従来型のほうが向いていると思います!
とはいえ、普段の生活の中で、ちょっと一品だけ作りたい! という使い方の場合は、断然「低温調理器 ポケットシェフ」のほうがおすすめ。ちょっと一品のために大きなお鍋を用意する必要がなく、あと片付けもラクラクですよ。本当にスゴかった!
2:使ってみて便利さを実感!「真空パック機」
今回、「低温調理器と一緒にこれもおすすめですよ!」と担当者さんから急遽お借りしたのが「真空パック機(VPF-M60)」。
筆者自身、実は使うまでは「真空パック…? チャック付きの耐熱密封袋でいいんじゃ…?」なんて思っていたのですが、実はこの機械、めっっっちゃめちゃ便利だったんです!
使い方は簡単。専用の袋やロールに食材をセットして、蓋を閉めてボタンを押すだけ。数秒~数十秒で真空パックが完了します。別売りのガラス容器をセットすれば、煮物などのお料理の真空保存も可能なのだとか。
また、真空パックをせずにシールのみの使用も可能なので、食べかけのお菓子やパンなどの袋を閉じておくのにも使えます。
もちろん低温調理器を使う際にも超便利! 低温調理をするときの最大の難関のひとつが、耐熱密封袋を上手に真空にするという点なのですが、そんなストレスからも解放されます。えっ…これ欲しい…。
そのほか、大容量のお米や湿度に弱いペットフードなどの小分け保存にも使えるそう。きちんと密封されるので衛生的です!