お付き合いしている恋人でも友人関係を超えた親密さを持っている人でも、関係を終わらせるときは相手の状態をきちんと考えるのが正解です。

おかしなタイミングで別れ話を持ち出してしまい、かえって相手の執着を誘うような結末は避けたいですよね。

別れ話をするときはどんなときがいいのか、泥沼を避けるためのタイミングについてご紹介します。

別れ話で“泥沼化”しないために気をつけたいこと

一方的な別れ話はこじれやすい

たとえば、自分は彼氏の自分勝手な様子にずっと我慢をしてきたけれど彼氏はそれに気が付かず、ストレスが限界になって「別れたい」と伝えるとき。

自分の疲弊度を知らない彼氏のほうは、いつものようにデートを楽しんだ帰りに突然別れ話を切り出されたら、まっすぐに受け止められずに混乱します。

「ずっと我慢してきたの」と言われても、そんな素振りもなく話してももらえていなかったら、別れ話と同時にそう思われていたことにも大きなショックを受けますよね。

こんなタイミングで別れを言い出すことの問題は、「相手にとってはまさに青天の霹靂」であることで、たいていはその場で納得してもらえることはなくふたたび話し合いが必要になります。

そのとき、「我慢されていたと知った」彼氏のほうは反省と同時に彼女に対して「言ってくれたらよかったのに」などと怒りも抱えており、別れを受け入れるかどうかの前に彼女の状態を責めるのもよく聞く話です。

相手に何の心構えもできていないままの一方的な別れ話は、それを言い出す側の姿勢ややり方を非難されたり、「別れてやるものか」のような意地からの拒絶で関係の継続を強制されたり、こじれることがほとんど。

「今」じゃないときの別れ話は泥沼になる可能性が高いため、関係の終わりを告げるときほど相手の状態を見極めることが重要です。

どんなタイミングなら、相手も別れることについて冷静に考えられるのでしょうか。