「強がる」男性にはどんな対応がベストなのか

「落ち込んでいる彼氏を励ましたいけど、強がるばかりで心を開いてくれない」「何かあってもいつも強がって見せるから、心配する私が否定されているみたい」という相談を受けることがあります。

女性からすれば、好きな人が大変だとわかれば力になりたいし、そこに男性のプライドなどは関係ないですよね。

「弱い自分を見せたくない」と思うのは男性側の一方的な気持ちで、それが強いばかりに「大丈夫だから」と言われたこちらは、拒絶されたような気になります。

それが想像がつくとしても、「心配するより信じてほしい」と願うのが男性の本音のひとつ。

自分が「大丈夫だよ」と言ったら、笑顔で「がんばってね」「応援しているからね」と返してもらえたら、そこでやる気が出るのですね。

「本当はどうなの?」など自分の内心に踏み込まれると、強がった反発で素直に「つらい」とは言い出しづらく、さらに「大丈夫だってば」など強固な態度で返すという男性もいるでしょう。

こんなとき、相手が好きな女性なら「話を聞いてもらいたい」「励ましてもらいたい」という気持ちがありますが、そこには「弱い自分を指摘しないでほしい」とおそれのようなものも抱えています。

「あなたはそれを乗り越える力がない」と思わされるような反応こそ男性は怖いのであって、だから過度な心配は受け取るのを避けます。

それよりも、「わかった」「きっとうまくいくよ」といったんはその自分を受け止めてもらうことが、強がる男性には何よりの安心になるのですね。