「踏み込んでほしい強がり」は天邪鬼の証拠

なかには、強がる自分をあえて見せることで女性の関心を引き、「本当は大丈夫じゃないんだ」と弱音をさらして甘えたいという男性もいます。

最初から「こんなことがあって本当につらい」と言えればいいけれど、それはプライドが邪魔をしてできないから、わかりやすい「強がり」を示すことで相手のほうから踏み込んでほしい願望です。

「大丈夫?」と言われたら、肩を落として覇気のない表情で「うん」と小さな声でつぶやくような「弱い自分」を見せてくるのは、甘えと信頼の証でもあります。

慰めてほしいし、あなただからこんな自分を出すことができる、それが伝わるときは、まず「大変だったね」と受け止めるのが正解。

いわゆる天邪鬼な男性ほど、すぐ強がる反面、心は弱りきって誰かに助けてほしい思いが深く、好きな女性に手を差しのべてほしいと願います。

ここで「あ、そうなんだ、よかった」と強がりを真に受けられることが、こんな男性には大きなショック。

自分で「うん」とうなずいておきながら、こちらがそれ以上心配する様子を見せなかったら不機嫌になるような男性は、依存心が強いともいえるので気をつけましょう。

「強がり」を女性のほうから踏み込ませる手段のように使う男性は、甘える気持ちが強いため、それこそ過度に相手をするといつまでも慰めや励ましを要求される危険があります。