日々の暮らしのなかでの腎臓ケア

腎臓の働きを高めるためには日常生活を見直し、生活習慣を整えることも大切です。

腎臓に負担をかけないために日常生活で心がけたいセルフケアをご紹介しますね。

1.入浴による冷え対策

寒さに弱い腎臓にとって、からだを温めることはとても大切です。

冬は湯船に浸かり、からだを芯まで温めましょう。

湯船に浸かると血管が拡張され、疲労回復や寝つきの改善も期待できます。

足湯、腹巻、湯たんぽなどで温めるのも効果的です。

2.適度に水分補給する

腎臓には体内の水分量を調節する働きがあるため、水分が不足すると腎臓に負担がかかってしまいます。

のどの渇きは脱水が始まっているサインなので、渇きを感じる前に水分を摂ることが大切です。

とくに、水分が不足しやすい就寝・入浴前後、スポーツの前後・途中、飲酒中、飲酒後は意識的に水分補給を行うといいでしょう。

3.適度に運動する

冬は室内外の温度差が激しい時期。温度差があると、体温を一定に保つために自律神経の働きが高まり、疲労が蓄積してしまうといわれています。

そのため、自律神経の働きを整えるのに役立つウォーキングなどの有酸素運動を行うことが大切です。

また、適度な運動の習慣化は疲労回復や肥満の解消が期待でき、腎臓の健康維持にも有効ですよ。