[第57回]宮澤佐江、"大組閣"の心境を語る。兼任、リーダーへの思い＆当日をふりかえる

――はい。そうなんです。今日はそのお話をじっくりお聞きしたいと思っていますよ！ 

そうですね。まず、あの日のことを説明すると…あの日私は、組閣のイベント会場には参加しない、ということが決まっていたんです。会場に行かないということは、“今回の組閣は自分には、何も起こらないんだろう”って思ってたんです。

――『ミラチャイ』スタッフも、組閣のイベントの直前まで、佐江ちゃんに取材でお話を聞いてましたからね(第52回、第53回、第54回、第55回)。実際に取材中も、「組閣、どうなりますかね」というお話もしてました。イベントに参加されないということで、てっきり佐江ちゃんには何も起こらないと思っていたので……

そうですよね。

――今回のSKE48新チームSリーダー就任と、SNH48の兼任には、本当にびっくりしました。発表があった後もまだ信じられなくて「本当？」って思いながら、SNSの投稿やサイトを追ったりしていました。

私も、本っ当に、驚きました。ちょっと待って、待って！ みたいな感じですよね。

――SKE48の佐藤実絵子ちゃんから、電話を受けたとき、佐江ちゃんはどんな状況だったんですか？

初めて言うんですけど、組閣のイベントをお台場でやっているとき、舞台で体を整えるために、ボディーケアに行ってたんです。皆が組閣のイベントをやってるときに、ボディーケア？ って思う方もいらっしゃるかと思って、あえては言いませんでした。あの日は、組閣のイベント会場には参加しない、って決まっていたので。

電話は本当にそのときもらったので、電話での反応は、本当にびっくりした反応だっんです。本当にあの電話で、初めて発表を聞きました。

もちろんすごく気になってはいたので、ボディーケアしながらも、SNSや掲示板の投稿を見て、「あ、今チームKが歌ってる」とか、「支配人がしのぶさんになったんだ」って追ってたんです。

その後、「チームA」の発表まで見て、自分の名前は呼ばれませんでした。でもひょっとしたら、「今から来て！」っていう可能性もあるかもしれない。“でも、今ボディーケアの真っ最中だし、どうしよう”ってヒヤヒヤで。全然ボディーケアに集中できませんでした。

――ボディーケアなのに、全然リラックスできない（笑）