だから、今回の舞台もスゴく集中して取り組ませてもらえました! このタイミングでSKE48の兼任が発表されたので“SKE48にいるときは、SKE48のことだけを考えよう”と思えるようになったんです。

――そういうことだったんですね。1年前とは全く環境が異なる中での発表だった、ということがよく分かりました。24日当日の様子や、電話を受けたときの状況も詳しく教えていただいて。気持ちいいはずのボディーケアも全くリラックスできなかったですね(笑)

ハイ(汗) 確かにあの日「今までで、一番硬くなってますねえ」って言われた(笑) 

――そして、今回はさらに、リーダーとしての兼任ですよね。

はい。私は、SKE48の初期メンバーではないし、SKE48の仕組みも、まだグループの活動が始まってないので、分かりきれていないところもあります。

だから、リーダーらしいことはできないかもしれないけど、メンバーのケアとか、SKE48の環境をもっといい方向へ、盛り上げていけたらいいなって思ってます。自分がリーダーになったからといって、グループの見た目を、変えることはできないかもしれない。

でも、内部で改善できるところは改善したり、自分の経験を話すことで、メンバーの意識が少しでも変わったり。そういうことを一生懸命やっていきたいと思ってます。

――SNH48に移籍後の7、8月頃、佐江ちゃんが「ひょっとしたら、舞台にずっと出られないかもしれない」と話していた頃からなんですが…『ミラチャイ』の連載を通じて、“指導者やチームをまとめる立場を意識して、活動してきたのでは”と感じていました。台湾でコーチ術を学んで、“とっても勉強になった”と話してくれたこともありましたよね(第21回)。

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