――おおおお。ありがたいですね。嬉しいです。

今まで“取材って難しいな”って思ってました。なかなか言いたいことが表現できなくて、“こう言ったら、どう書いてくれるのかな?”“ホントに思ってたことを言えてたのかな?”って。

『ミラチャイ』は、自分が思ってたことを、ありのままで書いてくれるから、ファンの方も『ミラチャイ』の連載をスゴく好きでいてくれると思うし、自分も毎回絶対見させてもらってるんです。

それで、“自分こんないいこと言ってるんだ”とか改めて思ったり(笑)。実は、話したことって、記憶にないんですよね。それがまたいいと言うか。

――話したことを忘れちゃう?

“しゃべった記憶がない”っていうのが、いいなと思ってるんですよ。包み隠さず言えてるというか。今までの取材だと、“この質問で、こう答えたな”と、自分で覚えてるんです。でも、『ミラチャイ』だと、自然とありのままの自分をしゃべってるんだと思います。ぶっちゃけすぎ?(笑)

――いつも、ぶっつけ本番のインタビューで、率直な気持ちを、明確に話してくれる佐江ちゃんには、毎回こちらも驚かされるばかりです。今回も組閣について佐江ちゃんの正直な気持ち。話していただいて、本当にありがとうございました!

こちらこそ、いつもホントに感謝してます!

――4月になって、新しい1年がスタートしましたね。これからも佐江ちゃんの新しい活動を『ミラチャイ』でお伝えしていけたらと思っています。改めて、今年1年もどうぞ、よろしくお願いします!

こちらこそ、今年もよろしくお願いします! いよいよ4月になりましたね。私も舞台が終わり、また新しい生活のスタートです。皆さんの中にも、新しい場所で、新しい生活を始めた方もたくさんいらっしゃると思います。そんな新しい生活についても、またお話していけたらなと思ってます。次回もお楽しみに! 谢谢大家!(皆さん、ありがとう!) 
 

 

【今回のまとめ】
◎中国入門ポイント
日本人にも、馴染み深い中国四大料理。宮廷料理に山東地方など、周辺地域の料理が融合した北京料理。

海や長江の恵みを受け、魚介、穀物、野菜など、中国の食料庫ともいわれる地に根付いた上海料理。また、“空飛ぶものは飛行機以外、四つ足は机以外なんでも食べる”といわれるほど、多様な食材を使用する広東料理。

そして、麻辣(山椒と唐辛子のしびれる辛さ)が特徴の、高温多湿の地域で食される四川料理があります。

 四大料理は、周辺地域の料理の総称であるため、さらに細かくみていくと、多くの郷土料理が存在します。国土の広さに比例した種類を持つ中華料理。さすが世界三大料理の一つと称されるだけの奥深さを持っています。

◎今回のフレーズ&単語
麻辣【málà】しびれるような辛さ。中国山椒のしびれる辛さと、唐辛子の辛さを表す/:しびれる/:辛い。ひりひりする

*本文中の赤字は、中国語です。
*)中国語の表記は、上海(大陸)で使われている簡体字を使用しています。また【 】内には、中国語の発音表記として漢語拼音(ピンイン)を記しています。

撮影:中川有紀子 スタイリング:山本隆司

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