[第57回]宮澤佐江、"大組閣"の心境を語る。兼任、リーダーへの思い＆当日をふりかえる

「おおおお？？？」って思いました。時間も確か、夜の8時過ぎだったと思います。“でも、今から行っても、ここから距離もあるし、エンディングしかで出られないよ？ 何するんだろう？”って。10秒くらい、いろいろ考えてから携帯に出たんです。そうしたら……

実絵子：宮澤さんッ！
佐江：え？ 誰？？
実絵子：SKE48の佐藤実絵子です！
佐江：あ、おっ…おうおう、どした？
実絵子：宮澤さんッ!!! チームSのリーダーです！
佐江：本当に？ うそでしょ？

って、マジで驚いちゃったんです。そのとき私、ボディーケアが終わって、道路を普通に歩いてて。本当にびっくりして、「えーーーーーーーーッ？！」って思って。

電話だから、お客さんやメンバーの反応とか、どんなイベントの雰囲気になってるのかも全然分からなくて。“舞台裏で電話してるの？”って思ったら、「これ、皆に聞こえてるんですけど!!!」って言われて。“それ最初に言ってよーーー! でも、変なこと言ってなくてよかった”って思ったり（笑）

“うわーーーー、マジか？ よろしく”っていう感じの後、プツッって電話切れちゃって。“ああ、なんも言えなかった……”って。

大組閣があった2月24日は、こんな感じでした。変なドキドキを持って過ごした日でした。ボディーケアでリラックスしたかったんですけど、それどころじゃなくて。ボディーケアを初めて気持ちいいと思わなかったな。

――きっと、全身に力が入っちゃってたんですね。