くら寿司:「うなぎ」「あわび」などの高級ネタも入った贅沢な10

「無添」の文字に誇りを感じる「くら寿司」のロゴマーク

そして最後に「くら寿司」の「テイクアウト用寿司」をいただきます。

他の回転寿司チェーンに対し、斬新な取り組みをすることで知られる「くら寿司」。店頭ではお皿の枚数でガチャガチャが引ける「びっくらポン」などの仕組みを取り入れるなど、前例にとらわれない配慮あるサービスが印象的なブランドです。

そんな「くら寿司」ですが、実は「テイクアウト用寿司」でも、やはり他社との強い差別化を感じました。今回チョイスした「特上極旨セット(1人前)」を見てみましょう。

「くら寿司」の「特上極旨セット(1人前)」(税込1780円)

1人前で入っているのは10貫。それでいて税込1780円は、前述の「はま寿司」「スシロー」に対して考えれば、コスパが悪いようにも感じますが、ここでネタに注目。

なんと「うなぎ」「あわび」「うに入り海鮮」といった高級ネタをふんだんに使っているのです。

包材のどことなくシックな印象も合わせて考えると、大人向けのセットのような印象も受けます。

「穴子」かと思いきやさらに高級な「うなぎ」はふんわりとした食感!
回転寿司チェーンのテイクアウトでは珍しい高級ネタ「あわび」

鮮度の良さが伝わる艶々のネタの中でも、特に美味しかったのが「うなぎ」と「あわび」です。

贅沢に分厚くカットされた「うなぎ」は繊細な焼き加減で、ふんわりとした口当たり。「うなぎ」特有の臭みなどはいっさいなく、これがとにかく絶品でした。

また「あわび」は小ぶりながらも、しっかりと弾力があり噛み締めれば磯の旨味が口いっぱいに広がりました。

多少値は張るものの、舌の肥えた大人でも大満足のセットだと思いました。

コスパとネタの良さでは「はま寿司」「スシロー」は同クラス。「くら寿司」のネタのレベルも◎

ここまで「はま寿司」「スシロー」「くら寿司」の「テイクアウト用寿司」をいただきましたが、正直言って「はま寿司」「スシロー」は甲乙つけがたく、味わい・コスパともにほぼほぼ同クラスの印象を受けました。

他方、「くら寿司」は一見コスパ面で「はま寿司」「スシロー」に劣ると見えますが、ネタのレベルが最高で、「ちょっと贅沢したい」というときにはチョイスしたい「テイクアウト用寿司」だと思いました。

ここまで読んでくださったあなたはどのブランドの「テイクアウト用寿司」が気になりましたでしょうか?

ぜひ本記事を参考に、あなた好みの「テイクアウト用寿司」をチョイスしてみてくださいね。