4.複雑な人間関係を押しつけない

男性は、できれば「結婚は二人の間だけで完結したい」と思っているほど、複雑な人間関係を嫌います。

もちろん結婚なので、家同士の付き合いは大切。でも、早いうちから親族間のトラブルを話したり、「親を恨んでる」などと赤裸々に話すのもよくありません。

「家族関係が大変そう。そんな家の人と結婚できるだろうか」と思わせない配慮が必要なのです。

どこの家でも何かしら多少の事情はありますし、二人で乗り越えるものです。しかし、彼の心配は「結婚したら100%自分の肩にのしかかってくるのではないだろうか」なので、そう思わせないことが重要です。

5. 彼への愛情を貫く

彼に「好き好き」と愛を押しつけるのではなく、「私との生活がどんなに楽しく快適か」と思わせること。でも、恩着せがましくなってはいけません

「こんなに待っているのに」「こんなに楽しくしているのに」と声高に言うのではなく、彼が“安心して帰れる港”のような女性になること。

“重くない快適な存在の彼女”は、なかなかいません。だからこそ、彼の心をつかんで「離したくない」と思わせることができます。

以上の5点に気をつけ、「私はあなたと結婚したい」と面と向かって意思表示すると、男性は「ここまで僕のことを思ってくれているんだ」と感動するケースが多いのです。

男性は、彼女が自分を認めてくれている、自分の存在が彼女に影響を与えているということに、非常に喜びを感じます。社会で認められることが難しい世の中で、認めてくれる彼女は唯一無二の存在なのです。

この方法でさりげなく、結婚への話しを引き出せるよう、応援しています。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。