正しい保存でどれだけおいしさをキープできるの?

実際、正しくごはんを冷凍することで、どれだけおいしさをキープできるのでしょうか?

「冷凍貯金ラボ」では、冷凍博士・鈴木徹教授の監修のもと、ジップロック®コンテナーごはん保存容器(一膳用約180g)を使用した、冷凍ごはんの実証実験が行われました。

その結果、「α化度(もちもち感)」「水分量」「やわらかさ」の3つの指標に着目したところ、冷凍ごはんは4週間保存したあとも、すべての指標で炊きたてに近い状態をキープしていることが判明。

さらに「やわらかさ」に関しては、冷蔵保存や炊飯器保温をした場合、24時間後にはごはんが硬くなってしまう一方で、冷凍保存では4週間経っても炊きたてに近いやわらかさをキープしていることがわかりました。ごはんをおいしく保存するなら、冷凍が最適だと言えそうです!

なお、ごはんを解凍するときは、常温で解凍するのではなく、凍ったまま電子レンジで解凍して。冷凍ごはん専用の保存容器(容量180g)の場合、600Wで2分30秒加熱がベストです。

毎日の主食だからこそ、おいしくお米を食べたいもの。いつも炊きたてのような、もちもちでやわらかいごはんが食べられるのが理想ですよね。

冷凍保存の1番のポイントは「タイミング」と「保存方法」! 正しく冷凍保存することで、冷凍ごはんは味が落ちることなく、炊きたてのように食べられます。ぜひ賢く、おいしく、冷凍ごはんを活用してみてくださいね。

【調査概要】
「ごはん保存に関する実態調査」
調査対象:週1回以上自分で食事づくり・炊飯をしている方1,000名
調査主体:旭化成ホームプロダクツ

フリーの編集・ライター。2児の母。グルメ・スイーツ・ライフスタイル系の記事を得意ジャンルとし、編集・執筆活動中。元システムエンジニア。趣味は料理、SNS、ゲーム、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買ってくるご褒美スイーツが特に好き。