2024年9月21日(土) 熊本市中心市街地

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全43チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2024・熊本県大会』を9月21日(土)に開催いたしました。 このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。




イベント概要 


・日程   2024年9月21日(土)午前9時~11時30分
・開催場所 熊本市中心市街地 下通エリア(集合場所:蓮政寺公園)
・参加人数 1チーム3名×43チーム=129人

優勝は3校合同チームのお掃Genius!拾ったごみの総量は圧巻の17.04kg!


全43チームが参加した熊本県大会。初出場のお掃Geniusチーム(県立第一高校、熊本商業高校、ルーテル学院高校)が、頭脳プレーを駆使して優勝を果たしました。拾ったごみの量では2位チームを下回ったものの、お掃Geniusチームは集めたごみのうち半分以上をスポGOMI甲子園で高得点となるビン・缶やペットボトルが占め、効率よくポイントを獲得した点で栄光をつかみました。お掃Geniusチームは、ごみ総量17.04kg/4119ポイントを獲得し、準優勝チームに1700ポイント超の差をつけて優勝。また、たすきがけでごみゼロを訴えながら両手をフリーにしてごみ拾いができる点が評価された県立第一高校のカンタービレチームがオリジナルアイテム賞を受賞しました。お掃Geniusチームは12月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。

 
熊本県大会で集められたごみの総量は226.27kg


熊本城のお膝元で熊本市の中心部である下通エリア。熊本の顔とも言え、きれいに整理されている商店街にもごみはありました。スポGOMI甲子園の会場となった下通エリアは海からはずいぶん離れていますが、有明海に通じる川があり、最終的に街中のごみは海洋ごみになります。参加者の一人は「普段遊びに来るときは何も感じなかったが、ごみ拾いをしようと思って見るといたるところにごみがあり改めて驚いた。一人でも多くの人に今日感じたことを伝えたい。」と言っていました。スポGOMI甲子園は、海洋ごみ問題全体から見たら小さな存在だが、この参加者のように、海洋ごみ問題に思いを馳せる人を1人でも増やすことで、海洋ごみ問題に対して貢献していきたいと強く思いました。


優勝チームコメント


お掃Geniusというチーム名は、”お掃除の天才”になりたいという願いを込めて名づけました。この大会に参加して繁華街には想像以上のごみがあることに改めて驚きました。チーム3人で熊本大会では優勝できましたが、熊本チームの代表として出場する全国大会でもたくさんのごみを拾ってお掃除の天才を証明できるように優勝を目指したいと思います。

<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容 :スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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