2024年9月28日(土) 静岡市常磐公園

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全30チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2024・静岡県大会』を9月28日(土)に開催いたしました。 このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。




イベント概要


・日程:2024年9月28日(土)10時00分~12時00分
・開催場所:静岡市常磐公園を周辺とした地域
・参加人数:1チーム3名×30チーム=87人 ※参加した3チームの中から1名ずつ欠席がありました。

優勝は常葉大学附属高校のチーム「勇猛果敢」拾ったごみの総量は圧巻の5.16kg!


全30チームが参加した静岡県大会。各チーム拾ったごみの重量に大きな差はなく燃えないごみ・ビン・缶を沢山拾ったチームが上位入賞となる大会となりました。その中でも上位3チームは序盤からエリア内をチームメイトで駆け回り沢山のごみを集めていました。
結果、「勇猛果敢」チームは、ごみ総量5.16kg/1162.5ポイントを獲得し、準優勝チームと70.5ポイント差と僅差の勝負を制し見事優勝。常葉大学附属橘高校サッカー部としては、3連覇を達成しました。
12月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。


静岡県大会で集められたごみの総量は94kg


今大会の会場となった常磐公園周辺は静岡駅も近い繁華街で、昨年に引き続き同じ会場での大会実施となった静岡県大会。普段からボランティアの方の力で綺麗に保たれている場所ではありますが、昨年は、ごみの総量の燃えないごみが39.05kg/ビン・缶21.65kgと総量の半分以上を占めている結果でした。今年度もごみの総量のうち、燃えないごみが51.55kg/ビン・缶21.86kgが占めており、特に際立ったのが「使い捨て傘」「飲み終わったお酒の缶」。人通りが多いこともありポイ捨てされていそうなごみが目立ちました。
参加した生徒からは、「このようなごみが街から海へ流れている現状を少しでも減らしていきたい」「何か高校でもごみを減らすために実施していける事はないのか」とスポGOMI甲子園を通してごみ問題に対して考えを持つ生徒が増えたイベントになりました。


優勝チームコメント


今大会で優勝できた要因は、チームメイトと協力しながらごみを見つけることが出来たことです。
この地域を初めてごみ拾いしてみました。少し汚い場所もありましたが、綺麗にすることが出来て良かったです。思っていたよりも落ちているごみが多くペットボトルや空き缶が目立っていたと感じました。12月に東京で行われる全国大会は、静岡県代表として優勝を目指そうと思います。

<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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