モリリン株式会社ファイバーマテリアルグループが提案するサステナブル素材のラインアップ

繊維専門商社のモリリン株式会社(本社:愛知県一宮市、代表取締役社長:森 俊輔、以下モリリン)のファイバーマテリアルグループが展開するサステナブル素材シリーズブランド「EVERCIRCLE(TM)(エバーサークル)」が、2024年10月15日(火)~10月17日(木)に東京ビックサイトで開催されるサステナブル ファッションEXPOに出展することとなりましたのでお知らせいたします。
展示会出展情報
第4回サスティナブルファッションEXPO秋(Faw TOKYO内)
会期:2024年10月15日(火)~17日(木) 
会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3丁目11−1)
公式ウェブサイト:https://www.fashion-tokyo.jp/autumn/ja-jp/about/sus.html

ボトルtoファイバーの高品質オーガニックペレット「bottlium(R)(ボトリウム)」




全国1,600箇所以上にあるリバース・ベンディング・マシン(RVM)で回収されたペットボトルから生まれる、環境負荷の少ない工程で作られる高品質オーガニックペレットです。

⊹ 原料の中身が見える安心感
bottlium(R)は地球環境を守りたいと願う日本全国400万人のユーザーが資源としてペットボトルを持ち込んでくれる「生活者参加型回収システム」によって高品質を実現しています。100%日本で回収された飲料用ボトルのみを原料としているため、安心してお使いいただけます。

⊹輸送効率化と再生エネルギー使用でCO² 削減
運搬前にペットボトルを1/3に圧縮し、さらに一次保管所でキュービック状に再圧縮することで、回収から工場までのCO² 排出量を最大38.2%削減(※1)します。1台のトラックでより多くのペットボトルを輸送できる、日本で最もCO² の排出が少ないシステム(※2)を構築しています。
また、再生エネルギー100%で工場を稼働させており、サプライチェーン全体で80.3%の最高レベルのCO² 削減(※3)を実現しています。
※1 自治体の回収ルートと比較して
※2 10,000t/年以上のリサイクラーを対象(自社調べ:2021年4月現在)
※3 第三者による石油由来素材で生成する繊維用PET樹脂と比較

⊹ OMRS(Organic Material Recycle System)
bottlium(R)はペットボトル洗浄時に薬剤を一切使用しません。独自の技術で環境に優しく、殺菌・滅菌効果があるオゾン水とナノバブルで洗浄効果を高めた「水洗浄」を採用。一度使用した洗浄水は沪過して再利用をしています。再生繊維で大きな問題となっている水資源の汚染や消費量にも配慮したオーガニックペレットです。

bottlium(R)オフィシャルサイト|https://bottlium.moririn.co.jp/

廃ガスから繊維を作る「Coupcle(クークル)」




1つの炭素原子を含む物質(CO、CO² など)の原料から化学製品を合成するための有機化学プロセスの中で、モリリンは廃ガス由来ポリエステルの開発に着目し、鉄鋼所(スチール製造時)から排出されるCO、H² で作られるエチレングリコールを繊維化することに取り組んでいます。

⊹特徴
1.スチール1kg製造で、最大0.08kgのエチレングリコールが製造可能
2.バージンEGと比較して、90%のCO² 低減が可能
3.PET(ポリエステル)長繊維にした場合、バージンチレングリコールと比較して約20%のCO² 低減が可能
※1~3 当社算出の参考データ
「BIOLOGIC LOOP(R)(ビオロジック ループ)」協業による「彩來溜(さいくる)」



株式会社BPLabが2021年8月より取り組みを開始した繊維の回収・再生をおこなう循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP(R)」とモリリンファイバーマテリアルグループのコラボレーション。

⊹特徴
消費者が廃棄し、回収・分別された衣料品から再度繊維に戻す、繊維to繊維の試みです。綿:100%、ポリエステル:100%、サーキュラーマテリアル素材「彩來溜(さいくる)」の構築を目指します。
1.サーキュラーコットン:反毛綿+バージン綿
2.サーキュラーポリエステル:再生チップ+bottlium チップ
単なる綿100% 、ポリエルテル100%だけでなく、bottlium(R)を活用した、よりサステナブルな組み合わせが可能となります。

BIOLOGIC LOOP(R)オフィシャルサイト|https://www.bplab.info/

MocoFilo(R) (モコフィーロ)




MocoFilo(R)は、ポリエステル原着工場のMoririn Fiber Koeraでされた素材です。
紡糸段階で着色されているため、糸、生地の染色が不要となり、水使用量やCO2排出量、燃焼エネルギーを大幅に削減し、環境にやさしい工程で製品の製造が可能となります。

MocoFilo(R)オフィシャルサイト|https://mocofilo.jp/


モリリン株式会社について
起業して350年以上『豊かな暮らしの創造のため』に貢献すべく、繊維業の原点とも言える素材にこだわり、独自の素材開発に力を入れてきました。現在では、紡績から織り・編み・染色・縫製まで、各工程に精通した人材が幅広い事業を展開。川上から川下までお客様のご要望に応じて新たな付加価値をお客様に提供するベストパートナーとなるよう努めて参ります。







コーポレートサイト|https://www.moririn.co.jp/

本件に関する営業窓口
モリリン株式会社|ファイバーマテリアルグループ
e-mail:hiroaki.kihara@moririn.co.jp(担当 / 木原)
本件に関する報道関係者からのお問合せ先
モリリン株式会社|総合企画室
e-mail:info.tokyo@moririn.co.jp
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