カラフルな野菜を海苔ときゅうりで巻く
フォトギャラリー【画像】女性にうれしい栄養いっぱい!フードスタイリスト・マロンさんに学ぶ「海苔料理」いろいろ
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日本の食生活に欠かせない食材といえば「海苔」。おにぎりやお寿司など、日本料理に欠かせない食材です。

普段なんとなく使用している「海苔」ですが、栄養について考えた人は少ないのでは?

そこで今回は、山本海苔店専務取締役の山本貴大さんと日本初のフードスタイリストの「マロン」さんに海苔の栄養効果や美味しく楽しく食べられる海苔料理を教えてもらいました~~!!

海苔の気になる栄養は?

焼きたて海苔と普通の海苔を食べ比べる

海苔は妊婦さんや小さいお子さんが積極的に摂取することを推奨されている栄養素「葉酸」を始め、良質なたんぱく質、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB12などの栄養が豊富に含まれています。

海苔の40%近くは「タンパク質」でできていて、「海の大豆」ともいわれているそう。

そして、筋肉や血液、骨などに必要な必須アミノ酸、ビタミンC、食物繊維も豊富なので、紫外線による日焼け対策にも有効といわれています。

こんなに栄養豊富なスーパーフードなのに、見た目が黒いから「映えない」「扱いづらい」など、定番料理以外で使用する人が少ない様子。

そこで、フードスタイリストのマロンさんに美味いのはもちろん「魅せる」お料理を教えて頂くのですが、その前に海苔の試食をしてみました。

山本海苔店専務取締役の山本貴大さんの「焼きたて海苔」は、パリッとしている食感はもちろん、その後にスッととろけるような食感に変わるのが他の海苔との違いでした。

普段使っている海苔は、固くてなかなか破れないので、海苔を「食いちぎって食べる」感じがします。

焼きたて海苔は、パリパリ、スッ・・・と、食べやすいところがお料理にも使いやすそう!

美味しい海苔の見分け方は?

山本海苔の「焼きたて海苔」

山本さん曰く、美味しい海苔の見分け方は「小穴」と「ツヤ」だそう。

小穴は、見た目が悪いですが、早摘みした海苔が多く、口どけがとても良いそう。

海苔のうま味は溶けて初めて旨みを発揮するのですが、口どけの悪い海苔は胃の中で溶けるので、うま味を感じることができないそうです。小穴の他に早摘みの海苔を見分ける方法は、「やや赤みがあり、艶のある深い黒緑色」だそうですので、売り場でチェックする時の参考にしてください。

一口に「海苔」といっても、メーカーによって固さや風味、味わいが違うので、お料理の用途によって海苔を変えてみるのもいいかも。

見た目だけではなかなか分からないので、できれば試食や質問ができるお店で買うことをお勧めします。

海苔の上手な保存の仕方は?

おつまみのりいろいろ

海苔は湿気が大敵!特に梅雨の時期などはすぐに湿気てしまいます。開封してから最後までパリッとさせるための上手な保存法は・・・?

海苔は温度や光にも敏感で、保存法が悪いと赤くなったり風味が飛んでしまったりします。

上手な海苔の保存法

密閉袋やタッパーに入れる

普通のビニール袋は、ビニール自体が空気を通してしまうので、チャックがついて密閉できるタイプの袋がお勧め。容器入りの海苔は、蓋をこまめに閉めましょう。また、容器は次に購入した海苔の保存容器として使用しても◎

冷蔵庫に入れる

冷蔵庫は温度を保つことができ、外気の湿気から守ることができます。食べる時は出してすぐに使うのではなく、常温に戻すのが美味しく食べるポイント。