「僕にとって悪役は自分がやりたいからといってやれるものじゃないんです。その役にふさわしい重厚感やカリスマ性が必要ですから。みんなに愛される、いわゆるいい人の役もいいけれど、悪役は自分の人生ではなかなか経験できないようなことを経験できる気がして(笑)。自分が想像したこともないような人生を間接的に生きることができると思うので、一度は悪役を体験してみたいですね」

たしかに、いい人であるほど悪役を演じたがる役者が多い気がするけれど、悪役は普段できないことを、演技を通じてできることがストレス解消に繋がるのだろうか? と思ったが、そういう理由ではないそうだ。

「よくそういうふうに言われますけど、実際は逆だと思いますよ。僕は怒る演技をすると、その日は一日中機嫌が悪いんです。人間の精神って本当に不思議で、酔っ払ったフリをしていたら、だんだん本当に酔いが回ってくる、みたいなことってよくあるじゃないですか。なので、僕が悪役を演じるとしたら、その作品を撮影している間はきっとコンディションはよくないでしょうね。ストレス解消とは真逆の、自分を追い込むようなことだと思いますよ。僕にとっては挑戦みたいなものですね」

続いて歌手としての活動について聞こうと、最新曲『Last Song』についての質問をしたところ、見る見る真っ赤に! ソ・イングクの顔がなぜ赤くなったのか……その答えは、雑誌『韓流ぴあ 11/30号』(10月22日発売)をチェックしてほしい。

なお、発売中のムック『男優K vol.1』にもソ・イングクのインタビューと美麗グラビア(必見!)を掲載。

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