そうですね。ラスト2年は、やりましたよ。「こんなに覚えなきゃいけないの(汗)」っていうくらい、歌も振りも覚えたし。でも、もう忘れてるんですよ…。短期記憶? というのかな。
「SKE48で骨をうずめます」っていう覚悟ができていたから、そうできたんだと思うんです。
組閣については、「楽しまなきゃ」って自分に言い聞かせてがんばっていたタイプだったので、人から見ると、前向きに見えたと思う。それは今になっても、変わらないけど。
でも本当は、組閣では皆と同じくらい緊張していたし、プレッシャーもあったし、総選挙では「1位になりたい」って、毎年思っていたし。
それはね…、それを自分でどう表現するかの問題だから。
「1位になりたい。総選挙に全力かけます」っていう子もいれば、逆に「総選挙? 私は大丈夫なんで」って、クールに思っている子も本当にいる。
「大丈夫」って言いながら、心の中では「もっと上の順位にいきたい」って、思っている子もいる。そればかりは、もう、いろんな子がいると思います。
ーー「外の世界に出てみてわかった」と言っていましたが、2013年頃から佐江ちゃんには、「舞台」という「新しい軸」ができはじめるんですよね。この頃から「48グループ」と「舞台」という「2本の軸」ができてきた。
確かに、確かに。
ーーそこでまた、流れが変わってきたのを感じていました。たぶん、このあたりからが「ミラチャイ」連載の核、「本丸」ともいえる時期に入ったのかなと感じています。
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