おかしいと思ったら?
・エアコンがきいている室内や、風通しの良い日陰など、涼しい場所へすぐ連れて行く
・衣服を緩め、身体を冷やす 特に首の周りや脇の下や足の付け根などに冷たいタオルや保冷剤などをあてる
・水分や塩分を補給する。あれば経口補水液(市販のポカリスエットなどでOK)を飲ませる
暑さの感じ方は人それぞれですが、子どもは発汗作用や体温の調節機能がまだ十分発達していないうえに、なかなか自分で自分の身体の異変に気づくことができません。
子どもは汗をかいても、遊びに夢中になると、のどの渇きも無視してしまったりします。
元気に走り回っていても、顔が赤くなり汗を多量にかきだしたら、のどが渇いていないと言っても水分補給をさせたり、日陰で休ませましょう。
熱中症は必ずしも外で起こるとは限りません。室内でも湿度の高い日などには熱中症になる恐れがあります。室内の温度にも気を配りましょう。
なお、重症と思われる場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
熱中症を避けるには?
<室内では>
・扇風機やエアコンでこまめに室温を調節しましょう
・日差しが強い時はカーテンを閉めたり、すだれやガラスに貼れる遮光シートなどを利用して室温が上がらない工夫をしましょう
<外出時は>
・帽子を着用させましょう 黒い色は(髪の毛も)熱を吸収しますので、白っぽい帽子を選びましょう。
・通気性が良く、吸湿性や速乾性のある衣類を着用しましょう やはり黒い色だと熱を吸収してしまいますので、上着は白っぽいものをお勧めします。
・日陰や涼しい室内でこまめに休憩を取りましょう
日差しが強い日は、地面の照り返しが50度以上になることもあります。身長が低ければ低いほど、その影響を受けることになります。
幼児はもちろん、ベビーカーに乗せている乳児も要注意です。黒っぽいベビーカーの中はかなりの気温上昇になります。
背の高い大人が涼しいと思っても、小さな子どもは熱気の中にいるのだということを忘れず、常に様子を見て、こまめな水分補給と休憩を取るようにしましょう。
<参考>