続けて、最新アルバムに収録の『キミはドリーム』へ。シングル曲が続く中での、アルバム曲でしたが、この曲がともかく今のNegiccoにピッタリなんです。明るく、楽しく、どこか切なく、それでいて若いエネルギーに溢れていて…。Negiccoのライブ定番曲がまたひとつ増えましたね。欲を言えば、いつかアニメーションでMV制作してほしい!

ここでMCが入ります。ある曲のMVを制作する際、大量の観衆がネギライト(Negiccoのペンライト)を掲げているというシーンをCGで作ったけれど、今、それが現実になりました、と。

そう、作り物だった「約束の草原」が今現実に! そのシングル曲、『ときめきのヘッドライナー』が会場に響きます。これもリリース当時では考えられなかったと思うと、とても感慨深い瞬間でした。

さて、ここからさらにギアがもう一段上がります。もはやNegiccoのライブになくてはならない楽曲になった『ねぇバーディア』を投下!

ただでさえ盛り上がるこの曲は、ホーンセクション隊とのライブになると、また一段も二段も爆発力が加速する感があります。Kaedeさんの「ねぇバーディア、覚えてる? あの7月の日の出来事!」という語りで会場は大歓声。

2017年新春のコラボライブで私立恵比寿中学のみなさんが『ねぇバーディア』をカバーしたのを思い出して、これも胸が熱くなりました。2019年1月にも東京と新潟で開催予定のエビネギライブ、あの方も遠くから笑顔で見守っていてくれるでしょう。また、フレンドリーで楽しいコラボになるはずですね。

そして、最新アルバムから『雫の輪』。荘厳な雰囲気から、軽やかなメロディーに移行して、そして感動的なサビへと移り変わります。大会場のレーザーと照明がこの楽曲のスケール感をさらに増幅させていきます。一つの物語が終わったような感触を残し、ライブは本編終了、3人はステージ裏に去っていきます。

もちろん、このままでは終われません。場内にアンコール!ネギ!の声がこだまします。