Kaedeさんは「皆さんがいなかったら、私はここまでいられなかったという方ばかりです」とすべての人への感謝を述べていました。
Meguさんは、「Negiccoに人生と青春を捧げてきました。“自分は、ここにいていいんだ"と思えました」と、Negiccoが、自身の揺るがぬアイデンティティであることを率直に語られました。
そして最後にNao☆さんは「ここに連れてきてくれて、本当にありがとうございました! また今日から新しいスタート、ついてきてくれるかな?」と、これからのことを語られていました。
自分には、3人が過去・現在・未来、すべてを見渡して語っていたように感じました。Nao☆さんが、何度も「新潟の自宅に住んで…」と語られていたのも印象的。本当に、ご家族のことと故郷の新潟を大事にされているんですよね。
最後の最後は、Negiccoとconnieさんを結び付けた運命の曲、『トキメキ★マイドリーム』。
<夢に向かって走り続けたい あの未来の僕らのストーリー>という、まるで予言のようなフレーズから始まるこの曲は、15周年を迎え、そしてさらに歴史を刻んでいくNegiccoにとってピッタリの曲でした。
感涙というよりも、笑顔で駆け出したくなるような、そんな余韻を残しながら、Negiccoの記念すべきワンマンライブは幕を閉じました。
それにしても、本当に盛りだくさん! Negiccoの歴史と思い出、そして現在と未来がいっぱいに詰め込まれていた3時間になりました。
途中のMCでもポロっと「終電の時間もあるからね」と話していましたが、東京までの新幹線にギリギリ間に合う時間に終演してくれたのも、遠征民としてはとてもありがたかったです。Negiccoのホスピタリティを感じました。
Negiccoはどこまで大きくなる? 来るべき20周年を目指して
レポートを書き終え、ライブを振り返ってみると、これまでのNegiccoによるワンマンライブの中で、いちばん「さぁ、これからだ!」という気持ちになっていることに気づきました。
Negiccoにとって、本当に大きな会場で、とてもたくさんのスタッフさん、裏方さんが動いたライブだったことは間違いありません。でも、Negiccoはこれからもっともっと大きな舞台を目指してもいいはずです。
そして、さらに大きな舞台を目指すポテンシャルは、十分にあるとも感じています。先日のディスクレビューでも触れましたが、これからたくさんのメディアを通してさらに多くの人に届くような、そんな音楽をNegiccoはもう手に入れていると思うんです。
このレポートの中でも、何度も「駆け出す」や「疾走感」というフレーズを使っています。シックな大人イメージのアルバム『ティー・フォー・スリー』を経て、Negiccoが新たなステージをひた走る、そんな時期がやってきたようのかもしれません。
いつか、朱鷺メッセにいた皆さんが、「Negiccoを朱鷺メッセで見れたなんて、うらやましい!」と言われる可能性だってあるんです。来年の16周年記念ライブが、そして2023年の20周年記念ライブが、今から待ち遠しい! 今回のレポートは以上です。
セットリスト
M0 Make Up Prelude
M1 ネガティブ・ガールズ
M2 アイドルばかり聴かないで
M3 愛、かましたいの
M4 サンシャイン日本海
M5 あなたとPop With You!
M6 ネギさま! Bravo☆
M7 カリプソ娘に花束を
M8 RELISH
M9 そして物語は行く
M10 Never Ending Story
M11 ノスタルジア
M12 Anniversaries
M13 SKY
M14 硝子色の夏
M15 グッデイ・ユア・ライフ
M16 Negiccoから君へ
M17 光のシュプール
M18 トリプル!WONDERLAND
M19 キミはドリーム
M20 ときめきのヘッドライナー
M21 ねぇバーディア
M22 雫の輪
アンコール
M23 はじまりの場所
M24 愛は光
M25 15
M26 恋するねぎっ娘
M27 ねぎねぎROCK ~私もお家に連れてって~
M28 Falling Stars
ダブルアンコール
M29 さよならMusic
M30 圧倒的なスタイル
M31 トキメキ★マイドリーム
NEGi FES 2018
日時 2018年10月13日(土)OPEN 10:00/START 11:30
会場 新潟市 北方文化博物館 (西門広場 野外第ステージ)
チケット 前売:全自由¥7,800(税込)/当日:全自由¥8,500(税込)
出演者 KIRINJI、サニーデイ・サービス、YOUR SONG IS GOOD、CRCK/LCKS、Negicco