“恋愛相談”をする相手はいる?

――前作の撮影が終わってから、連絡は取っていましたか?

阿久津:ちょいちょい連絡をとっていました。

阿部:偶然、街中でばったり会ったこともありましたね。

阿久津:あのときは、本当にびっくりしたよね。もう、続編を作ることが決まっていたので、「頑張ろう」って話をして。

阿部 「楽しみだね」ってね。

――ドラマの中で赤藤、青柳ともに恋愛相談するシーンが出てきます。お二人には恋愛相談する相手はいますか?

阿久津:います。

阿部:いるんだ!?

阿久津:女兄弟(姉と妹二人)がいるからかな。妹から相談されることも多いし。こんな感じなんだけどどう思う?って聞かれたりして、長電話しますよ。

阿部:優しいね。

阿久津:アドバイスをするより、聞いてあげることが大事。

阿部:すごいな。僕は全くないですね。相談することも、されることも。仕事の相談をすることもあまりしないですし。

――今後、阿久津さんが相談相手になるかもしれないですね。

阿部:確かに、でも、いい意味で(阿久津)仁愛は自分が興味のない話をあまり聞かないんですよ。そのラフさがいいのかもしれないです。全部受け止めていたら大変だから。妹の話とか、ぜんぶおぼえてる?

阿久津:ちゃんと話を聞いてるけど、おぼえてないところもある(笑)。

――トークの息も合っていて、いい関係を築いていますね。

阿久津:今回、最終話の一番大切なシーンを撮影する前日に二人でセリフ合わせをしたんです。

阿部:1時間くらいやったね。お互いの気持ちを吐露する場面で。

阿久津:本当に大切な場面で、それまでの撮影の積み重ねが、このシーンに繋がっているように感じました。読み合わせをしているときに、前作にも似たような場面があったのをふと思い出して、感慨深かったですね。

阿部:確かに! 前作でもあったね。

――翌日、どう演じるかも話したのでしょうか?

阿部:お芝居をどうしようみたいな話は一切していないですね。撮影現場に入ったときの空気感で変わってくるものなので。

阿久津:でも、相手と一緒に読み合わせをすることで、自然とセリフも入ってきやすくなった気がします。翌日の撮影も、これまで積み重ねてきたものをちゃんと出せたんじゃないかなと思っているので、みなさんにどう感じていただけるか楽しみです。