韓国の芸能人としては比較的若くして入隊したので現在まだ満21歳。ファンからの質問コーナーで「飼っている猫の名前は?」という質問に、「3月からとった“サモリ”と、漢字で『明月』と書く“ミョンウォリ”です」と答え、「入隊してしまうと母が寂しいと思って、入隊前に僕が家に連れてきました。だから2匹には『お母さんが寂しくないように世話をかけてね』と言って軍隊に行きました」というエピソードを語り、その孝行息子ぶりに客席もほっこり。

しかし、ファンのお願いに応えるコーナーやクリスマスパーティーのコーナーでは、バックハグで2ショット写真に納まったり、ファンの手にハンドクリームを塗ってあげたり、両手で「壁ドン」をしたり、ケーキを「あーん」と食べさせてあげたりと、甘い行為を連発。その魅力にやられて足元がおぼつかなくなるファンが続出した。

また、クリスマスにちなみ、客席のファンとあっちむいてホイをしてファンが勝ったらユ・スンホにサンタクロースのアイテムをひとつずつ追加していくというゲームでは、アイテムの中にサンタカラーのミニワンピースも。ところが、「僕はじゃんけんが強いんです」と言い放つユ・スンホは、次々にファンを撃破。やっと最後のひとりがミニワンピースを選び、満員の観客は(服の上から着た)ユ・スンホのミニスカート姿を拝むことができた。

最後には、ファンに対する感謝の気持ちが詰まった手紙を読み上げた。

「皆さんの愛に応えるためにいつの日か日本でもすばらしい作品を通じてご挨拶できたらいいなと思っています。僕には新しい目標がひとつできました。至らない僕がいただいた愛を皆さんにお返ししたい。これからは幸せを届ける俳優になりたいと思っています。皆さんが作品をご覧になっているときいつも幸せな微笑と楽しみを感じていただけるように常に努力して、深く考える俳優になりたいと思っています」

ファンに気持ちを伝えると、たくさんの拍手の中、イベントは終了。その誠実で純粋な人柄がよく伝わるファンミーティングだった。

なお、ユ・スンホの除隊後の復帰作は、映画『朝鮮魔術師』に決定している。「選んだ理由はふたつあって、僕が演じるキャラクターがすごく気に入ったことと、監督(『バンジージャンプする』のキム・デスン)が僕の演技を引き出してくれると思ったから」とのこと。魔術師役を演じるにあたり、来年1月から練習を始めるそうだ。2015年上半期にクランクイン予定。

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