肉を引き立てる、野菜のつけ合わせ

肉をよりおいしく食べるために欠かせないのが、野菜のサイドディッシュ。彩りも味も食感においても重要な役割を果たし、気付くと夢中でほおばってしまうはず。

今回紹介するのは、根菜を中心とした温野菜レシピ。ほぼ塩とハーブのみ、野菜の味を引き出すシンプルな味付けが、口の中をさっぱりとリセット。次のひとくちが、さらに引き立つ。

 

緑野菜の鍋蒸し

緑を集めた美しいつけ合わせ。蒸すことで野菜の味がギュッと凝縮。

<材料>
グリーンアスパラガス…2本
さやいんげん…7~8本
ズッキーニ…1/2本
水…大さじ3
タイム…適宜
塩…小さじ1/3
枝豆…15さや
エクストラバージンオリーブオイル…小さじ2

<作り方>
1.グリーンアスパラガスは固い皮をむき、4等分長さに斜めに切る。さやいんげんはへたを切り、斜め半分に切る。ズッキーニは1㎝幅に切る。

2.厚手の鍋に水、タイムを入れて沸騰させる。火を止めて塩、さやいんげんを入れて3分煮る。ズッキーニ、を入れてさらに2分、枝豆、グリーンアスパラガスを加えて2分加熱する。仕上げにエクストラバージンオリーブオイルを加える。

 

じゃがいものハーブソテー

からっとしたじゃがいもの食感にエシャロットの風味が相性抜群!

<材料>
じゃがいも(インカのめざめなど)…3個
エシャロット…1個
タイム…3~4枝
鴨または豚の背脂またはピュアオリーブオイル…大さじ1

<作り方>
1.じゃがいもは皮をむき、2㎝程度の角切りにする。水に10分さらした後、水気をしっかりと拭く。

2.フライパンに油(豚、鴨の脂があればよいが、なければピュアオリーブオイルなど)を大さじ1を入れる。じゃがいもを入れて中弱火で焼きつけるようにゆっくりと焼く。じゃがいもがすき通ってきたら、タイム、エシャロットのみじん切り(なければほかのもので代用せずに省略でよい)を加えてこんがりと焼き色がつくまでさらに焼く。仕上げに塩をしっかりめにふる。