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――第1話の水で拷問を受けるシーンは、5時間近くかけて撮影したそうですが、いかがでしたか。
イ・ホンギ「本当に死ぬかと思いました。聞かないでくださいよ~(笑)。ワイヤーで吊されていたのですが、横になったままワイヤーに吊されていると、お腹がすごく痛いんです。痛くてセリフを言うのが本当に大変でした。水の中にずっと入っていたので、耳に水が入って音がよく聞こえないし、鼻にも水が入るし……すごく苦労しました。夜中に……。思い出すのも嫌ですね(笑)」
――ものすごく苦労されたんですね。その甲斐はありましたか?
イ・ホンギ「ええ! 苦労した分、インパクトある場面に仕上がりました」
――ポスターで土に埋まっているのは、合成写真ですか。
イ・ホンギ「土の中に入ったんですよ、本当に(笑)。朝からずっと入っていたんです(ため息)。もともとは大きなポリバケツの中に入って土に埋めるという話だったのに、準備されていなかったんです。だから、身体を直に埋めたんですよ! 「土に埋めてやる!」と、人に言うことがありますが、その意味が分かりましたね。土は重くて冷たいので出られないんです。本当は後ろの人から埋めなくてはならないのに、一番前にいた僕が最初に埋められてしまって(笑)。それに、石が膝の下にあって、ずっと痛かったんです。本当にパニック状態でした」
――ドラマのように、FTISLANDのメンバーと帰農したとしたら、一番適応できるのは誰だと思いますか。
イ・ホンギ「僕が一番よく適応できると思います。向いていないと思うのは、ジョンフン。彼は生まれた時からソウルの人なので、僕が見た感じでは難しいと思います(笑)」
――イ・ハニ(カン・ユニ役)さんとのシーンでおもしろい場面がたくさんあり話題になりましたが、記憶に残るエピソードはありますか。
イ・ホンギ「警察の前で僕が『同情しているわけでも、哀れに思っているわけでもない』と、さりげなく心の内を告白するカッコイイシーンです(笑)。僕がそんなシーンを演じたので(笑)、ユニさんもぎこちなく、『ミンギ、どうしたの。あなたらしくないわ』って(笑)。ふたりで笑ってしまい、真剣に撮影しなければならないのに、NGを連発してしまいました。お互いぎこちなかったんです。監督も笑い出して、「このドラマでお前がこんなにカッコいいセリフを言うなんて」といって、みんなで笑いながら撮影した思い出があります」