あなやー
外国人女性に呼び止められたと思ったら、出会い頭に“腐女子”をカミングアウトされた事態に思わず出た一言が「あなやー」!! そんなおもしろい体験、書店員じゃなければなかなかしないと思います。
“腐女子に国境は関係ない”とは筆者(ジャパニーズ腐女子)も常々思っています。そんな各国キャラの濃い腐女子たちを紹介する回にて、北欧腐女子が書店に来た一幕。
「日本語がうまくないので」とメモ書きで欲しい本をリクエストしてくるのですが……「私はスウェーデン人の腐女子です」と書かれたメモ書きはなかなかインパクトがありますよね……。
「あなや」とは、驚いたときに発せられる感嘆詞ですが、それがこのシーンで出てくる本田さんに、通常とは異なる感性を強く感じます(笑)。
アニメでは斉藤壮馬さんの渾身の「あなやー」が聴けると思うと……レアです。
わし いったいなんの仕事でしたっけ
書店員は接客業。意外と忘れがちなこのことを、思い出させてくれるのが、この接客研修での一コマです。
本田さんの勤める書店の各店舗から、接客研修のために書店員が集められたのですが、「いらっしゃいませ!」の練習の最中に、新しいどこかが開いちゃいそうになっている本田さん。
ペアになった人と向かい合って、最上の笑顔をキープで「いらっしゃいませ!」をするのですが……これ、相当ハードル高いぞと思うのは筆者がコミュ障だからでしょうか……?
「なんの仕事でしたっけ!?」とアイデンティティクライシスを起こしつつも、真摯に研修の時間をすごそうとする本田さん、ブラボーですね。
筆者が書店でちょっと恥ずかしいタイトルのBL本を問い合わせたときの、あの書店員さんの鉄壁の笑顔も、こうして培われているのかな……。