第4回BUG Art Award ファイナリスト展




株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:出木場 久征)が運営するBUGでは、第4回BUG Art Award ファイナリスト展を2026年9月9日(水)から2026年10月4日(日)までの会期で開催します。9月15日(火)にはグランプリ1名を選出するための公開最終審査を行います。グランプリ受賞者は、約1年後にBUGにて個展を開催し、設営撤去をあわせた作品制作費上限300万円と別途アーティストフィーが支給されます。

BUG Art Awardは、制作活動年数10年以下のアーティストを対象にしたアワードです。審査員からのフィードバックの提供や、展示・設営に関する相談会の開催などのサポートを行い、審査にまつわる過程でアーティストの成長を支援します。新しい表現に挑戦したい、アーティストとしてキャリアを築きたいという想いを応援したいと考えています。

本展はファイナリスト6名の話し合いにより展示位置を決め、BUGの空間を使って展示・設営のシミュレーションなどを行いながら、最終の展示プランを決定していきます。ファイナリスト6名による展覧会をどうぞご期待ください。

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ファイナリストプロフィールと作品紹介
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大塚珠生/Tamaki OTSUKA

彫刻家、パフォーマー。2001年生まれ。東京都在住。
彫刻とダンスを軸に、「境界」をテーマに彫刻、インスタレーション、パフォーマンス作品を制作しています。幼少の頃からクラシックバレエや民族舞踊に親しみ、踊ることは身体の境界を拡張する行為であると捉えています。一方で彫刻は触覚を用いて、人ではないモノと関わるための媒体として捉えており、その二つの感覚を持って世界を認識していきたいです。



主な活動歴:
2026年「武蔵野美術大学卒業・修了制作展」武蔵野美術大学、東京
2024年「ATAMI ART GRANT 2024」梅園町ビルディング、静岡

主な受賞歴:
2026年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース 優秀賞
2024年 清水多嘉示賞

INSTAGRAM
https://www.instagram.com/tamaki_0401
WEBSITE
https://linktr.ee/yamori3386



タイトル 「Connected Bodies」
彫刻/映像/パフォーマンス



この作品は、二人の人間が貝をモチーフにしたオブジェを身に纏い、「彫刻になる」パフォーマンスです。このオブジェは二人の身体を接続する器官として機能します。各パフォーマーは互いを切り離すことのできない制約を抱えながら、複数のポーズをとり続けます。
引用されるポーズは、彫刻家カミーユ・クローデルの作品に基づいています。彼女の作品からは、作者と作品という対象間を融解する時間や、主体(作者)と創造物がゼロ距離であることを感じます。彫刻家であり彫刻であった彼女の、その作品を、生きた2つの身体と死んだ彫刻の接続によって再演します。
本作では、作る主体 / 作られる客体という固定的な関係の境界を、2体の身体を直接接続することで、他者を内包する「私」として曖昧にしたいです。



齊藤美帆/Miho SAITO

2001年神奈川生まれ。東京都在住。2026年武蔵野美術大学彫刻学科修士課程修了。
日常の中にあるようで、どうしても思い出せないような立体物をユーモアを交え展開する。視界の端を通り過ぎていく物の中からモチーフを選び取り、「日々見てきたものの正体」を再考することを試みている。



主な活動歴:
2026年「Oouchi Hospital Artists’ Guild【O-HAG | おはぐ】」大内病院、東京
2025年「Katsurao AIR Youth Program 2025」Katsurao Collective、福島
2024年「大FRP展」gallery madogiwa、東京

主な受賞歴:
2025年 クマ財団クリエイター奨学金 9期生 採択
2024年 2023年度 武蔵野美術大学卒業制作優秀賞 受賞
2024年 Artist in FAS 2024 入選

INSTAGRAM
https://www.instagram.com/saito_miho_zabe/



タイトル「通気孔より」
彫刻



「あまり何にもならないもの」ですが、ちょうど何かの遺跡のように、ただBUGの空間に置かれるので、その背後にあるかもしれない遠くて広大な営みの気配に、思いを馳せることはできるかもしれません。この作品が訴える事は特にありませんし、何かを代表もしません。誰にとっても、なんとなく遠くて近いものです。その代わりに、この作品の周りはあらゆる立場・種別を超えた観る人のための共有地です。



さとうくみ子/Kumiko SATO

岐阜県生まれ。東京都在住。愛知県立芸術大学大学院美術研究科修士課程油画・版画領域修了。日常の中のささやかな引っかかりや高鳴りが、私の制作のはじまりです。段ボールなど、身の周りにあるモノを使い、手で考え、遊びながら作品をつくっています。



主な活動歴:
2026年「アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.19 さとうくみ子」岐阜県美術館アトリエ、岐阜
2023年「味 / 処」神奈川県民ホールギャラリー、神奈川
2021年「ハッピーセット」アートラボあいち、愛知

主な受賞歴:
2024年 TOKYO MIDTOWN AWARD 2024 アートコンペ グランプリ受賞
2020年 第24回 岡本太朗現代芸術賞(TARO賞)入選
2020年 愛知県立芸術大学 大学院 油画・版画領域 優秀作品賞

INSTAGRAM
https://www.instagram.com/kuriko519



タイトル「「耳ほり」のおはなし」
ドローイング/映像/インスタレーション



私は「耳ほり」がとても好きです。
棒でカリカリされる気持ち良さ。
実際に耳の中を見る事はできないけれど、
「大きなカスがある」「こんな形かも」と妄想し、ワクワクしてしまいます。
そんな楽しい「耳ほり」を、今回は「おはなし」として展開します。
ドローイング、立体、映像は、それぞれが同じようでズレていて、
そのズレから新たな「おはなし」が自由に動き出す。




鈴木一生/Issei SUZUKI

2004年富山県生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻在籍。
「私たちはどこから来て、どこへ向かうのか」をテーマに掲げ、土地や風土のフィールドワークを通して表現活動を行う。民俗学的視点を手がかりに、移り変わる民俗文化にどのように関わり、捉えることができるのかを探っている。それは、現代における民俗のありようを見つめ直し、私たちの在り方を問う行為でもある。



主な活動歴:
2026年「大井川芸術創生譚」静岡県島田市川根町抜里、静岡
2025年「棚卸し - スズキイッセイコレクション展 -」羽村中車水車小屋、東京
2024年「土地への宿り方 石を持ち上げる・確かめる」西会津国際芸術村、福島

主な受賞歴:
2025年 A-TOM ART AWARD 2025

INSTAGRAM
https://www.instagram.com/issei_suzuki_/



タイトル「道具と使い方2026-抜里編-」
インスタレーション/映像/プロジェクト



見たことのない形の道具を前にするとその使い方を想像してしまう。「こう持つだろう」「昔、使ってたな」「これは山で使える」-それは、その土地で生きてきた人々の記憶や身体感覚が、ふと立ち上がる瞬間でもある。
「道具と使い方」は、鈴木一生が制作する使い方の定められていない道具をさまざまな地域へ持ち込み、その土地に暮らす人々へ手渡し、“使い方”を聞いていくプロジェクトである。道具は、土地の素材や既製品を組み合わせながら制作される。
役に立つのか、立たないのかは分からない。ただ、その土地の風土や生活、人々の語りと結びついたとき、道具は突然、何かになろうとし始める。今回は、静岡県島田市抜里で生まれた道具や、その周囲で立ち上がった出来事を展示する。



竹内佐実/Sami TAKEUCHI

2001年東京生まれ。幼少期を神奈川と兵庫で過ごし、小学生になる前に父の母国であるトルコ・イスタンブールへ移住。トルコと日本を行き来し、期間として計7年ほどイスタンブールに滞在。中学校から日本・岡山に戻る。現在東京藝術大学美術学部彫刻科に在学中。「人」や「場」に関心を持ち、立体や写真、またその両方を用いて制作を行っている。



主な活動歴:
2026年「せきねハイツ201」セキネハイツ、千葉
2025年「THE CITY」Galery TATSUMI、東京
2025年「chemistry」東京藝術大学アーツ&サイエンスラボ、東京

INSTAGRAM
https://www.instagram.com/sami_takeuchi



タイトル「立つ人」
彫刻/写真/インスタレーション



この作品は、私が幼い頃から見てきた、ムスリムが礼拝をする立ち姿がもととなっています。
鉄製の彫刻を海岸に1日設置しました。小雨が降り、風の強い日でした。写真は回収の1時間ほど前、雨が止み、急に空が晴れた瞬間を捉えたものです。
今、この会場で横一列に並んでいる彫刻は、サウジアラビアにあるメッカの方角を向いています。

彫刻は確かにそこに立っていたし、今は私たちの目の前で立っている。



Moche Le Cendrillon

愛知県生まれ。2026年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。セクシュアリティや身体、性愛の規範に関するメディアアート作品の制作、並行してドラァグ・パフォーマーとして東京を中心に活動。クィア・フェミニズムの視点から美術の場をセーファー・スペースとして考えるアーティストコレクティブ「ケルベロス・セオリー」のメンバーでもあり、アートプロジェクト企画など領域を横断した活動を行う。



主な活動歴:
2025年「CAF賞2025」ヒルサイドフォーラム、東京
2025年「貝殻をあつめる、道路に線をのこす」TARO House、京都
2025年「KUMA experiment 2024-25 vol.7 『余白/blank/freiraum/空白(Kung¹ baak⁶)』」クマ財団ギャラリー、東京

主な受賞歴:
2025年 CAF賞 木村絵理子賞 受賞
2025年 川村文化芸術振興財団SEA支援助成 採択
2022-2024年 クマ財団クリエイター奨学金 6、7、8期生 採択

INSTAGRAM
https://www.instagram.com/moche_le_cendrillon
WEBSITE
https://mochelecendrillon.com/



タイトル「輝く鱗の肌でもいい」
映像/パフォーマンス/インスタレーション



Aro/Ace(他者に性的/恋愛的に惹かれないセクシュアリティのスペクトラム)と装いのポリティクスについての映像インスタレーション作品。Aro/Aceの象徴に「ドラゴン」があり、恋愛や性愛をしない人間が社会において不可視化されていることに由来する。
ドラァグ・クイーンである作者の、人ならざるものへの共鳴とモンスターが持つ規範への抵抗のイメージをリップシンクで描きながら、Aro/Ace当事者による装いについてのおしゃべりを通して、性愛やジェンダーの規範を撹乱するクィアな身体を拡張する。


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公開最終審査
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9/15(火)の公開最終審査では、6名のファイナリストが、バグ展の展示内容とグランプリを受賞した際の個展プランについてプレゼンテーションを行います。その内容をもとに審査員の議論を経てグランプリが決定します。
最終審査はご予約いただいた方を対象に、全て公開(オンライン配信)で行います。

日時|2026/9/9(火)15:00~19:30(予定)
審査員|内海潤也(石橋財団アーティゾン美術館学芸員)、沢山遼(美術批評家)、能勢陽子(東京オペラシティアートギャラリー シニアキュレーター)、百瀬文(美術家)、やんツー(美術家) ※五十音順・敬称略
参加方法|オンライン配信のみ
申込み | Peatixより要事前申込、参加無料(詳細はウェブサイトやSNSをご確認ください。)

※展示について
最終審査の当日、BUGは休館です。会場にお越しいただいても、展示や審査はご覧いただけません。
会場には、別の日にぜひお立ち寄りください。

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展覧会概要
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<タイトル>第4回BUG Art Award ファイナリスト展
<ファイナリスト>(五十音順)
大塚珠生、齊藤美帆、さとうくみ子、鈴木一生、竹内佐実、Moche Le Cendrillon
<会期> 2026年9月9日(水) - 2026年10月4日(日) 
11:00~19:00 火曜休館 入場無料
<主催> BUG


BUG
〒100-6601 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1F
Gran Tokyo SOUTH TOWER 1F, 1-9-2, Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo
https://bug.art/

交通アクセス
JR東京駅八重洲南口直結
東京メトロ京橋駅8番出口から徒歩5分
東京メトロ銀座一丁目駅1番出口から徒歩7分

施設情報
・BUGはオフィスビル1階にあり、入り口から段差なくアクセスできます。
 カフェの奥に広がる空間がBUGです。
・授乳室は設置しておりません。
・多目的トイレはビル内の同フロアに1つあります。
 (おむつ交換台、ベビーチェア、オストメイト設置)
・トイレは地下1階(八重洲地下街)に複数あります。
 エレベーターまたはエスカレーターが利用できます。
・BUGには専用駐車場はありません。ご来館には公共交通機関をご利用ください。

※BUGでは様々な事情を持つ皆様をお迎えできるよう、スタッフが可能な範囲でサポートや情報提供に努めています。

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【本件に関するお問い合わせ先】
https://recruit-holdings.co.jp/support/form/
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