Googleマップの利点いろいろ
最も重要な所要時間予測で、頭抜けているため、それだけで「Googleマップ」の優位性は揺るぎませんが、ほかにも様々な利点があります。
1: 迂回路・抜け道の提案が的確
高速道路が何十キロも大渋滞しているときは、抜け道はないものかと思いますよね。
車載カーナビでももちろん迂回路検索機能はありますが、所要時間の予測が大雑把なため、事実上「こっちの道もありますよ」と言っているだけに等しいケースが大半です。
「Googleマップ」では、この点でも的確で、確実に所要時間が短縮できる場合にしか、迂回路の提案がありません。
私の場合、春〜秋は東名高速道路や中央自動車道、冬は関越自動車道をよく利用します。
土日の夕方の上り線は、ほぼ確実に大渋滞が発生しますが、「Googleマップ」のおかげで、30分や1時間も短縮できたことが、何度もあります。
2: Googleアカウントで自宅PCとも連携できる
「Googleマップ」は、Googleアカウントでログインして利用することで、さまざまな端末間で情報を共有できます。
たとえば、事前に自宅のパソコンで、「Googleマップ」でルートを検索しておけば、車では、スマホの「Googleマップ」を開いて、検索履歴をタップするだけで、すぐに希望ルートを表示させられます。
また、「Googleマップ」上に蓄積されている、各スポットの口コミや評価も閲覧でき、周辺のレストランや観光スポットを探して、どこへ行くか検討できるなど、便利でもあります。
3: 地図データ更新の必要がない
これは「Googleマップ」に限らず、スマートフォンアプリ型のカーナビ全般に言えるメリットですが、オンラインで常に最新の地図データを取得するため、ユーザ側で地図の更新をする必要がありません。
オフラインで使用する前提の車載カーナビでは、地図が古くなって更新しようとすると、手間がかかるばかりか、費用もかかるケースが大半であるため、大きなメリットと言えます。
なお、新しく高速道路が開通した場合など、いかに「Googleマップ」といえど、リアルタイムで反映されるわけではないようです。地図の元データが更新されるまで、数ヶ月はかかるようです。
4: 設置が楽でリーズナブル&スマホを充電できる
普段使っているスマートフォンがカーナビになり、導入にあたって費用がほとんどかからない点も、もちろんメリットです。
スマートフォンの車への装着は、強力なマグネットを使った、車載ホルダーで安定(スマホ本体はシンプルなシリコーンケースに入れ、ケース背面に鉄製プレートを貼り付ける形がおすすめ)。
一般的なスマートフォンなら、しっかり固定できます(タブレットは厳しい可能性が高いです)。私はiPhone 7での利用ですが、走行の振動などで落下したことは一度もありません。
また、「Googleマップ」使用中は、スマホの電池がどんどん減ってしまうので、スマホに給電するために、シガーソケットに差し込むタイプの、USB充電器は必須。
常に充電器に差しっぱなしにしておくことで、目的地に到着した頃には、スマホの充電も完了しており、一石二鳥。
以上をあわせて、3,000円少々の出費で済んでしまいます。