ベビーサインを教えるとき、気をつけること
ベビーサインを教えるときには、次のことに気をつけましょう。
・焦らない、やり続ける
赤ちゃんがなかなかサインを覚えてくれなくても、焦ることなくゆったりとした気持ちで続けることが大切です。「そのうち覚えてくれればいいな」くらいのつもりでやっていた方がストレスにもなりません。
・赤ちゃんの目を見て行う
赤ちゃんがよそ見をしているときや、他のものに集中しているときではなく、赤ちゃんと向き合い目が合っているときに行うのがオススメ。こちらのサインに興味を示し、声を出して笑ったりするなど、なにかしら反応を返してくれることもあります。
・普段の会話にサインを取り入れる
わざわざベビーサインを教えるための時間をつくるのではなく、日常の会話の中にサインを取り入れるだけで十分です。例えば、「そろそろミルク飲もうか」と赤ちゃんに話しかけるときに、ミルクを飲むというサインをしながら話しかけるだけです。同じサインを何度も見ることで、自然にサインを覚えてくれます。
実際に我が子に教えてみた結果
筆者は、トイレトレーニングがスムーズにできるよう「ウンチ」や「おしっこ」のサインを何気なく教えるようになったのがベビーサインを始めるきっかけでした。何度も同じサインが続くことでいつの間にか自然にサインを覚え、ウンチやおしっこをすると「おむつを替えて」のサインをしたり「ウンチが出たよ」とサインをして教えてくれるようになりました。
ウンチやおしっこのサインを覚え、自分で言いたいことを伝えられるようになると、新しいサインも次々と覚えだしました。「眠たい」や「お腹がすいた」、「ジュース」、「ちょうだい」など、使えるサインが増えれば増えるほど、ママやパパだけでなくおばあちゃんやおじいちゃん、託児所の先生とのコミュニケーションも簡単に取れるように変わってきました。
いかがでしょうか。赤ちゃんが話せるようになるまでは、なかなかコミュニケーションが取れなくて大変、というのは思い込み。根気よく続けていくことで、話せない赤ちゃんとも意思疎通を取ることができます。堅苦しく考えず、今日から少しずつ取り入れてみてはいかがですか?