アニメを観ている時以外も、声優ファンなら常にあるある!
5.「好きな声優さんが、バラエティー番組やCMのナレーション、洋画の吹き替えの仕事をされている場面をテレビで観て、全然自分は関係ないのに何だか誇らしい気持ちになりがち!」
あると思います!
アニメ以外の映像分野で声優さんの声を耳にする時……それがバラエティー番組でのナレーションやテレビ放映される洋画、海外ドラマの吹き替えです。
声優さんにとっては、アニメやゲームのキャラクターを演じることと同様に大切な仕事であり、テレビ番組やCMにおいては画面に彩りを加える為に、そして洋画や海外ドラマの場合は、外国語が分からない視聴者にもストーリーと登場人物の心情を伝える為の重要な要素となっています。
そして、こうした声のお仕事に応援している声優さんが起用された時、ファンは何だか非常に嬉しいものなのです。
キッズアニメにとってのゴールデンタイムである週末の朝や数多くの本数のアニメ作品が放送される深夜といった、声優さんの声を聴き慣れた番組が放送されている時とは違う時間帯に、耳に馴染んだ美声がテレビから流れてくるという特別感。
そんな声優さんのナレーションをバックに人気芸人さんがバラエティー番組に出演していたり、コマーシャルで新商品が紹介されていたり、あるいは、あのハリウッドスターの声を好きな声優さんが吹き替えていたり……その瞬間、声優ファンは問答無用でテンションが上がるものなのです。声ヲタって、そういう生き物なんです!
特に洋画の吹き替えで、ベテランの吹き替え声優さんではなく、アニメを中心に活躍をされている声優さんが画面に登場された時なんて、一気にテンションがぶち上がります。
私は、前述の通リ白石涼子さんの大ファンなわけですが、白石さんがレオナルド・ディカプリオ主演の『華麗なるギャツビー』でヒロインの吹き替えをされた時なんて、白石さんがレオ様と実際に共演を果たしたかのような驚きと喜びを感じたものです。
あと、昨年BSで放映された『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の新吹き替え版も、白石さんがマーティーのガールフレンド、ジェニファー役で出演をされていたので、ちゃんと録画してBDに焼きました。
映画を観る時も、バラエティー番組を観る時も、声優中心に観てしまう。それが、声ヲタ。だからこそ、洋画の吹き替えや劇場版アニメで、有名タレントがキャスティングされて声優さんの仕事が奪われるとテンションガタ落ちしがち! ……あると思います!!
声優ファンならば、ここまでで書いてきたような"あるある"を感じたこと、経験したことがあるのではないでしょうか?
演技をする時は顔を出さずにキャラクターに成り切り、一方ではアイドルやタレントのような活動も行う、ちょっと不思議な存在。それが、声優さん。故に、そのファンも独自の価値観で好きな対象に接しがち。
世間一般から見たら、そんな声優ファンの心理は奇妙なものなのかもしれませんが、これが何よりも楽しくて止められない! 最後も、そんな声優ファン特有のあるあるを書いて本稿の締めとさせていただきます。
「アニメを観ていて、声が似ている声優さんの聴き分けができなかった時、異常な悔しさ感じがち!」
あると思います!
個人的には、"声が似ている声優"定番のネタである水橋かおりさんと石原夏織さんの声を未だにどっちがどっちか迷いがち!!