~色覚特性を補助する「HueLens」、野鳥と過ごす癒しのアプリ「トリらっくす」の2つのアプリを開発~




アップフロンティア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:横山 隆之、以下「アップフロンティア」)は、GoogleとXREALによる開発者支援プログラム「Android XR Developer Catalyst Program」に選出され、発売前の空間コンピューティンググラス「XREAL AURA」の実機で、いち早くアプリ開発に取り組んでいます。

このたび、色覚特性のある方の色選びを補助する「HueLens」、野鳥と過ごす癒しのアプリ「トリらっくす」の2つのXREAL AURA向けアプリを開発しました。

あわせて、開発で得た知見をまとめた特集ページを公開しています。
特集ページ:https://up-frontier.jp/lab-note-xreal-aura

Android XR Developer Catalyst Programへの選出について
「Android XR Developer Catalyst Program」は、Android XR向けに次世代のXR体験をつくる開発者を支援するプログラムです。選出された開発者には、XREAL AURAなどの開発キットへの早期アクセスや、Google Playでの公開に向けた技術支援が提供されました。

アップフロンティアは本プログラムに選出され、発売前のXREAL AURA実機で開発に着手しました。
最前線のデバイスにいち早く触れ、空間UIの設計や開発に関する知見を蓄積しています。

XREAL AURAについて
XREAL AURAは、GoogleのAndroid XRを搭載したXREAL社の空間コンピューティンググラスです。
Geminiを内蔵し、Google Playのアプリも利用できます。
メガネ型の軽いかけ心地ながら、70°の広い視野角と精度の高いハンドトラッキングを備えています。

実機に触れて感じたこと
実機でまず驚いたのは、スペック表ではなく「かけたときの体感」でした。
- 視野が広く、表示の窮屈さが少ない:少し視線を動かしただけでUIが表示領域から外れる、といった従来のARグラスの課題が大きく和らぎます。
- ハンドトラッキングのストレスが少ない:遅延が少なく、手を肩より下に下ろしたままでも反応します。
- 軽さと表現力の両立:メガネ型の軽さで、ヘッドセットに近いCG品質と没入感を実現しています。


Android XR Developer Catalyst Program:https://developer.android.com/develop/xr/catalyst

XREAL AURA向けアプリについて
社会課題に向き合う新規開発「HueLens」と、実績ある体験の移植「トリらっくす」の2つのアプリを開発しました。
あわせて、自社サービス「Up-Agent Guide」のXREAL AURAへの展開も進めています。

1.「HueLens」(新規開発)― 世界の見え方を広げる
色覚特性(P型・D型・T型)のある方に向けて新規開発した、色の判別を補助するアプリです。
私たちの身の回りには、洋服や日用品など、色を手がかりに選んだり区別したりする場面が多くあります。HueLensは、そうした日常の色選びの小さな不便を解消するために開発しました。




【主な機能】
- 起動時に自分の色覚タイプ(P型・D型・T型)を選択
- 視界の中のものの色を判定し、その位置に色名のラベルを表示
- 選んだタイプで判別しにくい色を中心に表示
- ラベルの透過度を調整可能
- 日本語・英語に対応


【XREAL AURAだからこその体験】
- スマートフォンをかざす必要がなく、服や商品を手に取りながら両手が自由な状態で色名を確認できます。
- 光学シースルーのため、現実の空間を自分の目で見たまま、現実の色にそっと情報を添えられます。
- 広い視野角により、対象物を見ながら視界内で色名を参照できます。


【開発のポイント】
光の当たり方によって判定が不安定になる課題に対し、色の判定方法をRGB値から、人の目の見え方に近いL*C*h°(明度・彩度・色相で色を表す表色系)による判定へ変更しました。
また、複数の研究機関の情報をもとに、色覚タイプごとに判定・表示する色の基準を整理しています。

HueLens:https://up-frontier.jp/works/huelens-xreal-aura

2.「トリらっくす」(移植)― 実績ある癒しを最新デバイスへ
野鳥と過ごす癒し系デジタルペットアプリです。
お世話は一切不要で、そばで羽を休める野鳥を眺め、手を差し出せば手のひらに乗ってきます。

Apple Vision Pro版(2024年6月)、Meta Quest 3版(2025年5月)に続く3つ目のプラットフォームとして、XREAL AURA(Android XR)へ移植しました。




【主な特長】
- 3種類の鳥から1羽を選び、手のひらに乗せられるハンドトラッキング操作
- 木漏れ日・雨・霧が時間とともに変わる、360度見渡せる「森のモード」
- 立体音響により、さえずりの方向から鳥の存在を感じられる


【開発のポイント】
XREAL AURAの処理性能を活かし、背景の林を大きく作り込み直しました。
木の種類を3種から約6種に増やし、石・水場・キノコなどの小物を追加し、テクスチャの解像度も従来の4倍(面積比)に高めています。
従来の機種では55fpsまでしか出ずに断念していた表現が、XREAL AURAでは72fpsで動作しました。また、Android XRがOpenXRに準拠していることで基本機能の移植がスムーズに進み、その分の時間を品質向上に充てています。

同じアプリを3つのプラットフォームで提供しているため、デバイスごとの違いをそのまま確かめられるのも特長です。プラットフォームをまたいで、実績ある体験を素早く新デバイスに載せられることが、アップフロンティアの強みです。

トリらっくす:https://up-frontier.jp/works/relax-with-bird-xreal-aura

3.「Up-Agent Guide」(自社サービスの展開)― AIがその場の“案内役”に
社内外の情報を統合するAI情報活用基盤「Up-Agent」を活用した、施設案内アプリです。
美術館や展示施設、工場などで、利用者の問いにAIが対話形式で答え、見どころや必要な情報へ案内します。

これまでスマートフォンやARデバイス向けに提供してきたサービスを、XREAL AURA向けにも開発予定です。XREAL AURAの広い視界とAIを活かし、現実の空間に案内情報を自然に重ねます。



※ 動画は別デバイスで撮影したものです。

Up-Agent Guide:https://up-frontier.jp/up-agent-guide

特集ページ「XREAL AURA」を公開
アップフロンティアの技術ノート「LAB NOTE」で、XREAL AURAの特集ページを公開しました。
LAB NOTEは、最新デバイスを実機で検証し、サービスとして届ける取り組みを紹介するシリーズです。
本特集では、以下の内容を紹介しています。

- XREAL AURAの特徴:実際にかけて分かった、日常へのなじみやすさ・視野の広さ・ハンドトラッキングの操作感
- 先行開発:Android XR Developer Catalyst Programでの取り組み
- 開発した/開発予定アプリ:HueLens/トリらっくす/Up-Agent Guideの紹介
- 私たちの強み:XR黎明期からのXRアプリ開発と、Androidを含むスマートフォンアプリ開発、その両方の実績が交わる領域としてのAndroid XR


特集ページ:https://up-frontier.jp/lab-note-xreal-aura

今後の展望
アップフロンティアは、XR黎明期から数多くのXRアプリを開発し、同時にAndroidを含むスマートフォンアプリの開発実績を積み重ねてきました。
Android XRは、その2つが交わる領域です。

今回の先行開発で得た知見を活かし、最前線のデバイスを“使える体験”に変える開発パートナーとして、企業や団体のサービス開発を支援していきます。

また、XRデバイスやAI、スマートAIグラスなどの新技術の研究開発にも継続して取り組んでいます。
研究開発の取り組みは「LAB NOTE」、さまざまな業界のクライアントと進めてきたPoC・開発の事例は「PROJECT STORY」で紹介しています。

- LAB NOTE:https://up-frontier.jp/lab-note
- PROJECT STORY:https://up-frontier.jp/project-story


XREAL AURA や Android XR を活用したアプリ開発、既存XRアプリの移植、PoCなど、受託開発に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ
- お問い合わせ:https://up-frontier.jp/contact
- 電話:03-6427-4711(代表)
- 担当:XR担当窓口


会社概要
- 会社名:アップフロンティア株式会社
- 所在地:東京都渋谷区神宮前5-7-20 神宮前太田ビル4F
- 設立:2005年12月20日
- 資本金:5,250万円(資本準備金5,250万円)
- 代表取締役社長:横山 隆之
- 従業員数:55名
- 株主:経営陣
- URL:https://up-frontier.jp

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