疲れもたまりやすいとき、家族みんなの頼りになるのが、ママが腕をふるう栄養満点の手料理!
今回は、豚肉と梅やレモンなどの組み合わせによる疲労回復メニューを幼児食インストラクターの野田真実さんに教えていただきました。子ども向けやパパ向けメニューも聞きましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
知っておきたい豚肉との組み合わせ!
まずは野田さんに、豚肉と組み合わせるとよい栄養について教えていただきました。
疲労回復「豚肉×クエン酸」
豚肉に含まれるビタミンB1で疲労回復を早める組み合わせ。
例:豚の梅しそ巻き(しそのクエン酸)
美肌効果も期待「豚肉×リコピン」
抗酸化作用が高く、疲労だけでなく美肌効果も期待できる。
例:豚の冷しゃぶサラダのトマト添え(トマトのリコピン)
胃腸の働きを助け、血液をサラサラに「豚肉×アリシン」
胃腸の働きを助け、血液をサラサラにする効果が期待でき、豚肉に含まれるビタミンB1 の吸収率を高める。
例:豚の生姜焼き
免疫力を高める「豚肉×βカロテン」
βカロテンは体内でビタミンAとなって、免疫力を高める効果が期待できる。さらに良質なたんぱく質(豚肉など)と一緒に摂ることで疲労回復を助けてくれる役割も期待できる。
例:豚の梅しそ巻き(しそのβカロテン)
抗酸化作用「豚肉×抗酸化ビタミン(βカロテン、C、E)」
抗酸化作用により、活性酸素の働きを抑えて、疲労を防ぐ効果が期待できる。
例:酢豚(野菜の抗酸化ビタミン)
豚肉×〇〇のおすすめメニューのレシピ3選
疲労回復をはじめとした、さまざまな効果が期待できる組み合わせ!ぜひ駆使したいですよね。そこで、具体的な豚肉との組み合わせメニューのレシピを、家族におすすめ、子ども向け、夫向けそれぞれ野田さんに教えていただきました!
家族におすすめメニュー
【豚肉といろいろ野菜のトマトソース炒め】
<材料>4人分
- 豚バラ肉…300g
- 玉ねぎ…1/2個
- えのき…1/2株
- 蓮根…1/2本
- ホールトマト缶…1/2缶
- 醤油・本みりん…各大さじ1
- 塩・こしょう…少々
<作り方>
- 玉ねぎ・えのき・蓮根を食べやすい大きさに切る。
- フライパンで豚肉を炒める。火が通ったら取り出し、1を炒める。
- 野菜に火が通ったら豚肉をフライパンに戻し、トマト缶を入れてよく炒める。
- 醤油・みりんを加えて炒め、塩・こしょうで味を整えてできあがり。
野田真実さん(以下、野田)「豚肉とトマトのリコピンの組み合わせ。子どもも大人も食べやすく、ご飯も進む一品です」