家計見直しのためにも、おこづかいルールを作ろう

パパのおこづかいルールが必要な理由のひとつは、家計を管理し、できるだけ貯金をしていく必要があるからです。

なんとなく、「余裕があった分を貯める」と考えていると、お金はいつまでたっても貯まりません。特に子育て中は何かとお金がかかりますし、あわただしい毎日なので計画的な貯金を意識する間もなく数年が過ぎ去ってしまいます。

そこでパパのおこづかいルールもないままやりくりしていると、子どもが小学生になったとき、「この4~5年、貯金は1円も増えていない!」なんてことになってしまいます。

これでは高校入学や大学進学の資金準備に不安が出てきます。自由に使ってもいいおこづかいをはっきりさせることで、残りを貯金として備えに回すことができるようになるわけです。

もし、どうしてもパパのおこづかいルールが決めにくいのであれば、パパに「家計の負担ルール」や「毎月の貯金ルール」を決めて、「それ以外はおこづかい」とするのも方法のひとつです。

もちろん、「それ以外」がおこづかいとして妥当な金額になるよう、貯金ルールを設定するのがママの腕のみせどころです。

ぜひ、パパのおこづかいルールを話し合ってみてください。

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やまさき・しゅんすけ 「人生の幸せの問題は、たいていはお金の問題である」という考えのもと、お金と幸せについて考えるファイナンシャル・プランナー(FP)。公的年金制度・退職金制度、投資教育が専門。Twitterでは毎日一言「お金の知恵」をツイートしてます。副業はオタクで、まちあるき、アニメとコミック、ゲーム好き。所属学会は東京スリバチ学会と日本年金学会