ふとももの写真を撮影している、ゆりあさん初の単独写真展が開催中。
これまでにないふとももをテーマにした写真は、男性のみならず、女性にも人気があるという。初日にいち早くお邪魔してみた。
生憎の梅雨空。朝から激しい雨が降っておりビショ濡れになったが、ふとももが待っているならなんのその。ポスターを見ただけでちょっとドキドキ。テンションが上がってくる。
会場に一歩足を踏み入れれば、そこは「ふとももワールド」。壁一面にふともも写真のパネルが貼られている。あっちを見ても、こっちを見てもふともも。ふとももフェチならずとも、思わず視線が釘付けになる。
どのふとももを見れば良いのか迷ってしまうくらい、様々なふとももがある。制服、スクール水着、ニーソ、スーツ……。ここは天国ですか。そうですか。
プールから上がってきたばかりの子、教壇に腰かけている生徒、何やらオフィスで密着している女性2人……。一体どんなしシチュエーションなのか、妄想するだけで数時間たってしまいそうである。顔が見えないのも妄想を加速させる。
素晴らしい「ふともも写真展」、開催の経緯は?
TODAYS GALLERY STUDIOを運営する、株式会社Bacon・沼尻さんにお話を聞いた。
――今回は何点くらいの作品が展示されているのでしょうか?
過去5年にわたって撮影された作品、新作写真集に収録されたショット、今回の展覧会のために撮り下ろしたものなど、約200点です。
――つまり200人分のふともも、200脚=400本の足ということですね! どういったところが見どころでしょうか?
ゆりあさん初の単独写真展であり、これだけ多くの作品が集まる機会はなかなかないと思います。
また、うちはそこまで大きな会場ではありませんので、作品数だけでなく見せ方にもこだわっています。今回の場合は小部屋を森林のような空間にしたり、プールが写った作品をまとめたり、といった工夫をしています。
――今回のイベントが開催された経緯を教えてください。
4月に「曖昧☆美少女アート展」という、フェティシズムとアートの境界線、そして可能性を考える展覧会を行いました。今回はギャラリーの一周年記念ということもあり、さらにアートの極限に挑戦する意味で全く顔が写っていない“ふとももだけ”の写真展を開催することになりました。
また、前回の「曖昧☆美少女アート展」の中でも、とくにゆりあさんの作品に対するお客様の反応がよく、『ふともも写真だけの展覧会はやらないのか?』とうお問い合わせをいただいたことも理由のひとつです。
――ふとももがテーマということで、ちょっとフェテイッシュな感じもしますが……。
「曖昧☆美少女アート」展は、開催前はエロ的な目線で見られたり、話題になったりすることが多かったのですが、終わってみれば『これはアートだ』という意見が多かったんです。
今回もSNSなどでは『500円でふともも見放題!』、『エロい!』というような反応もありました(笑)。でも、前回同様に、最終的に見た人がどう判断するかにゆだねたいです。特にふともも写真には全く顔が写っていませんから、どういった反応があるか楽しみですね。