シートマスク用のシリコンマスクを使おう
「シートマスクを貼ったらそのまま…ではなく、シートマスク用のシリコンマスクも一緒に貼りましょう。
シリコンマスクがシートマスクの美容成分の蒸発を防ぐため、パック自体も乾きにくく、顔にしっかりフィットし、浸透力が高まりますよ。
耳かけもついているため、パックのズレ落ちを防ぐことも出来るから、ながら美容にも最適です。
また、シリコンマスクをつけて入浴するとことで、蒸れて毛穴が開きやすくなるため、毛穴が開いたところでシリコンマスクをはずして洗顔し、お風呂から出たらシートマスクをして、その上からシリコンマスクをつける流れがおすすめです」(chihoさん)
マスク前には化粧水+α
「化粧水をつけて肌を整えてからシートマスクを貼ることにより、シートマスクで完全に隠れない目周りや口周りの乾燥を防ぐことができます。
さらには先に化粧水をつけることで、後からのせるシートマスクの美容成分を肌に染み込ませやすくする効果があるんですよ。
また、目周りや口周り、シミといった気になる部分には、シートマスク前にアイクリームや美白美容液を塗っておくと、シートマスクの美容成分と一緒に浸透するのでより効果的です」(chihoさん)
シートマスク後はフタをしよう
「シートマスクを使用した後は乳液やクリームを塗って、保湿を怠らないようにしてください。
シートマスク後は潤っているがために「このままでいいや」とスキンケア完了と思いがち。しかし乳液やクリームといった油分でフタをしなければ、折角お肌につけた水分が蒸発してしまいますから、油分で保湿はマストです」(chihoさん)
貼り過ぎ注意!
「潤いたっぷりのシートマスクをつけたままにして、カラカラに乾いてきてしまうまで貼り続けてしまうと、肌に入れた水分が逆に乾いたシートに吸い取られてしまい、一緒に水分が蒸発してパック前より乾燥してしまいます。
シートマスクがまだまだ水分たっぷりでも、長時間貼り続けるのは禁物。使用時間は厳守するようにしましょう」(chihoさん)
いかがでしたか?シートマスクに頼り過ぎて、貼った後のスキンケアを省略したり、シートマスクが渇くまで貼りっぱなしということは、多くの女性がついやってしまっていることではないでしょうか。
chihoさんによれば、それらはNG!今すぐ改善して、シートマスクの時間を有意義なものにしましょうね。
【取材協力】ヘアメイクアーティストchiho
アーティスト・モデルのヘアメイク、ショーメイクからブライダルまで多様な業界で活躍するヘアメイクアーティスト。学校、企業等の講師として指導も行う。