『バケモノの子』展の見どころ その3 子どもから大人まで楽しめる名シーン体験ブース

『バケモノの子』展の見どころは原画や絵コンテだけではない。特に家族連れにオススメなのが、順路の後半にある「体験型展示エリア」だろう。ここには、来場者自身が細田作品の世界に没入できるブースが多数用意されている。

体験型展示のひとつ「雨と雪の背くらべフォトブース」では、柱に手をかざすとモニターに雨と雪が映し出される
「未来で待ってる」ブースでは、等身大の千昭が耳元であの名台詞をささやいてくれる。会期中は女性来場者が殺到しそうだ

映画を見たことがある人はもちろん、細田作品に触れたことのない子どももアトラクション感覚で楽しめることだろう。

物販コーナーには限定グッズも多数!

展覧会の楽しみといえば、やはり限定グッズが並ぶ物販だろう。もちろん『バケモノの子』展でも、順路の最後に細田作品のグッズを取りそろえた物販コーナーが構えられている。

数あるグッズの中でも、リトグラフ(各30,000円+税)や、OUTDOOR PRODUCTSのデイパック(各13,800円+税)は、この展覧会でしか手に入らない限定商品だ。ゲットしたい方は早めの来場をオススメする。 

展覧会限定で販売されるリトグラフ(各30,000円+税)は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』の4種類を用意。完全受注生産となる
OUTDOOR PRODUCTSとのコラボレーションデイパック(各13,800円+税)。細田作品の象徴である夏の青空と入道雲がイメージされている

ちなみに筆者が個人的にイチオシするのは、大図まこと氏がデザインした限定ハンカチ(各1300円+税)。各作品の名シーンがクロスステッチで表現されており、とてもかわいらしい。

なお、ショップでは期間中に1000円以上買い物をした場合に限り、先着でノベルティ缶バッジがプレゼントされる。「高額なものは買えないけどバッジは欲しい!」という方はこのハンカチ辺りが手ごろではないだろうか。

クロスステッチデザイナーの大図まこと氏が手がける限定ハンカチ(各1300円+税)

『バケモノの子』展は、8月30日(日)まで開催中。この夏を彩る思い出に、家族や恋人、友人と足を運んでみてはいかがだろうか。

《展覧会情報》

『バケモノの子』展

2015年7月24日(金)~8月30日(日)東京都 渋谷ヒカリエ

開館時間 10:00~19:00 ※18:30最終入場

料金:当日一般、大学生 1700円/高校生以下 900円/前売り一般、大学生 1500円/前売り高校生以下 700円/プレミアムグッズ付きチケット 2400円/親子ペア券 2000円

※プレミアムグッズ付きチケットはローソンチケット限定販売

※3歳以下無料

株式会社エディトル所属。IT系雑誌やムックの編集業のほか、コミック、文芸、お笑い、ライフハックなど多分野の記事を執筆。絵が描けないくせにイラストのディレクションに手を出し始めた今日この頃、この仕事はなんでもありなんじゃないかと思い始めている。