’03年、韓国でアルバム『Just Listen』をリリースし、4年間の練習生生活の末ソロデビューを果たし、あっという間にスターダムにのし上がったSE7ENは、今年ですでにデビュー13年目のベテラン・アーティスト。今回のインタビューでは、あらためて、練習生時代やデビューしたころについて聞いてみました。
「デビューのきっかけや練習生のころの話は、今までに2万回はしてるかも(笑)。もうみんなきっと飽きちゃってますよ~」と言いながら、あらためて当時を振り返ってくれた彼が、インタビュー中、最も多く使用したのは、「面白い」と「楽しい」という単語です。
ひょっとしたら、「今振り返ってみると、当時は大変でした」「辞めたいと思ったこともあります」なんて答えが、一度は出てくるのではないかな~という予想に反し、彼のポジティブな考え方と仕事に対する情熱と愛着の強さが伝わってくるインタビューは、きっと歌手以外の職業なんて考えたこともないんだろうと思わせるほど。SE7ENにとって歌手は“天職”に違いないと感じました。
「今まで自分の仕事について、キツイと思ったことはありません。何でも楽しくやっています。理由はすごく簡単。キツイと感じたら、僕はやりませんから(笑)! それに、たぶん、僕が『キツイ』とか『大変』と感じる基準は、他の人と比べてすごく高いんだと思います。僕はちょっとやそっとのことでは、そんなふうに感じませんよ^^ どんなステージでも、僕にとってはすごく楽しいんです。完全に、“ステージ体質”ってやつですかね(笑)? あえて大変なことを挙げるなら、ステージに立つこと以外の時間の中にあるんじゃないかな。例えば、今日みたいに、写真撮影してインタビューされたりするのは、どちらかというとあまり好きではないかも。ちょっと大変です~(笑)。ステージの上では、何時間でも何日でも全然キツくないんですけどね」