入隊前最後のライブで涙を見せたSE7EN
韓国の兵役義務のため、3月に軍入隊が決定しているソロ歌手・SE7EN(セブン)が2月17日、入隊前最後となる日本での単独コンサートの最終公演を兵庫・神戸国際会館こくさいホールで開催した。
ラスト公演とあって、これまでの活動を総括するかのように、韓国デビュー曲『COME BACK TO ME』や日本デビュー曲『光』はもちろん、人気楽曲『PASSION』『SOMEBODY ELSE』『ANGEL』などアンコールを含む全26曲を熱唱。ピアノとギター編成によるコーナーやダンス・パフォーマンス中心のステージなど、バラエティに富んだ圧巻のステージを次々と展開し、ファンを熱狂の渦に巻き込んだ。
終盤では、熱い視線を送るファンを前に「これからしばらくの間、皆さんと会えなくなるのですが、その前にきちんと挨拶することができてよかったです」とコメント。突然の報告に場内は騒然となるも、SE7ENは落ち着いた様子で、「この曲を聴きながら、また会える日を待っていてください」と呼びかけ、初めて日本語で作詞を手がけた新曲『ありがとう』(3月20日発売)を披露。目を赤く腫らしながらファンに語りかけるように歌うと、途中から声を震わせ、そんなSE7ENの姿を目の当たりにした場内はすすり泣く声に包まれた。
アンコールを終えてもファンの熱気は冷めやらず、ダブルアンコールに応えて登場したSE7ENは『LA LA LA Remix』を熱唱。「ファンの皆さんは僕の宝物です」と感謝を述べ、華やかにライブの幕を閉じた。
SE7ENの入隊前最後のコンサート「SE7EN 2013 CONCERT IN JAPAN ~ありがとう~」は、東京と神戸の2日間6公演で約1万2500人を動員した。
「韓流ぴあ」更新情報が受け取れます
関連記事