モンスターペアレントと判断されやすいケース

モンスターペアレントとして判断されやすいケースは次の3つです。

我が子の特別扱いの強要

モンスターペアレントの定番ともいえるのが「我が子の特別扱いの強要」です。

例えば「塾が忙しいから我が子だけ宿題を減らしてほしい」「我が子だけ一学年上の勉強を受けさせてほしい」などが挙げられるでしょう。

我が子を思う気持ちが強い故の意見であることは確かですが、集団生活が必須の学校において、教師が一人の生徒だけ特別扱いをするわけにはいきません。

そのため、基本的に我が子を特別扱いしてほしい、という強要はモンスターペアレントと判断されます。

過剰な健康面への配慮

子どもの健康は何よりも大切ですが、度が過ぎるとモンスターペアレントと判断されてしまうことがあります。

例えば、「クラスに風邪ひいている子がいるから、我が子に移らないように休ませる」「インフルエンザの時期は、予防のために我が子だけ別室にしてほしい」といったケースが挙げられるでしょう。

我が子の病気予防は確かに重要です。しかし、これが過剰になってしまうと、学校に迷惑をかけてしまうことになりかねません。健康について不安を感じるのであれば、普段の生活習慣での病気予防を心がけることが大切です。

イベントでの度が過ぎる提案

学校行事やイベントで、度が過ぎる提案をする親御さんは、モンスターペアレントの定番と言われています。

「演劇では主役にしてほしい」「都合が悪いから運動会の日程を変更してほしい」などが挙げられるでしょう。

学校の行事やイベントは、学校と子どもたちで作り上げるものです。親御さんがあれこれと口出すものではありませんし、行事の日程は決定事項となっているため、変更の提案は好ましくありません。

まとめ

子どもを持つ親御さんたちの間では、もはや知らない人はいないといえる「モンスターペアレント」。
自分の行動が、モンペになっていないかを確認すると同時に、モンペになることを恐れて必要な行動がとれていないのではないか…と客観的に見ることも大切です。

ぜひ、今回の記事を参考にしながら、モンスターペアレントと自分の行動について、照らし合わせてみてはいかがでしょうか。