大相撲力士はカッコよくて、かわいい! そう思いながら大相撲を楽しんでいるスー女は、私だけではないでしょう。
まだ大相撲を見たことがない方、ちょっと気になっている方に、大相撲の魅力を伝えたい。まずは「大相撲の入口」に立ってほしい。
そんな思いで、気軽な感覚で読める「イケメン力士」を切り口にした記事を書きたいと思います。毎回私の独断と偏見で、U30の若手イケメン関取(地位が「十両」以上の力士)を3〜5人取り上げます。
今回は「伊勢ヶ濱一門に所属する関取」編。
※大相撲力士は全員、相撲部屋に所属しています。現在46の部屋があり(2019年2月3日時点)、どの部屋も「一門」と呼ばれるグループに所属しなければなりません。一門は「伊勢ヶ濱一門」「高砂一門」「出羽海一門」「二所ノ関一門」「時津風一門」の5つ。各一門を1本の記事でご紹介していきます。
涼しげフェイスの美男子。北海道出身、旭大星関
<千秋楽の様子>取組後、国技館をあとにする貴源治。旭大星。#sumo #相撲 pic.twitter.com/5QWurwMMPS
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2019年1月28日
北海道出身の旭大星関は、現在十両の地位ですが(2019年2月3日時点)、平成30年五月場所で新入幕を果たしました。北海道出身力士が新入幕するのは約26年ぶり、ということで大きな話題に。
ブラジル出身の魁聖関、モンゴル出身の旭秀鵬関など、旭大星関が所属する友綱部屋は美しい関取が揃います。旭大星関も爽やかで、涼しげなお顔のイケメン。
入門7年目で関取となり、途中で幕下に下がるものの、8年目からは十両に定着し、幕内も3場所経験しています。
184cm、150kgのがっちりした体で、組む相撲や投げで魅せてくれます。「趣味はトレーニング」ということで、鍛え上げられた体も魅力のひとつ。
「ひねり王子」の愛称も。小さい体で大きい力士を倒す炎鵬関
<千秋楽の様子>十両土俵入り。安美錦、炎鵬、照強。#sumo #相撲 pic.twitter.com/U8zu4YBxPu
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2019年1月27日
横綱・白鵬関の内弟子である炎鵬関。幼少期から相撲を始め、中高時代に輝かしい実績を残しています。金沢学院大学在学中も、数々の大会でとても優秀な成績を積み上げました。
プロ入り後は序ノ口、序二段、三段目で優勝し、わずか6場所で十両に超スピード昇進。初めて関取になった場所で負け越して、その後2場所は幕下で戦っていましたが、再十両を決めてからは勝ち越しを続け、十両に定着しつつあります。
そんな炎鵬関の魅力はなんと言っても、168cm、100kgの(大相撲界では)小さな体で大きな相手を倒すこと。
相手の懐に潜り込むような動きで、相手のバランスを崩して、下手投げで決める。小さい者が大きい者に勝利する場面、会場は沸きに沸きます。
得意技に関連し「ひねり王子」とのニックネームもある炎鵬関。王子と呼ばれる通り、とても綺麗な顔立ちで、見る度に「ああ、可愛い……」と感じる人は少なくないでしょう。
いつか新入幕を果たし、軽量級としての戦いを幕内でも見せてほしい、と願っています。そんな日が来たら、とてもワクワクします。