ド派手な塩撒きでも人気。軽量級ならではの戦いで魅せる照強関

平成31年一月場所を十両筆頭という地位で勝ち越した照強関。三月場所では新入幕が確実視され、さらに注目度が上がると思われる若手です。

私の周りで初めて大相撲を見にいった人は、「(照強関が)すごく印象的だった」と口を揃えて言います。理由はシンプル。

取り組み直前、「ええっ!?」と驚くような量の塩をつかみ、ド派手に塩を撒くのはもはや“恒例”となっています。

他の力士が撒く量とは比べ物にならない、片手いっぱいの塩はインパクト大です。会場はワーッと大盛り上がり。今さら少量の塩に戻すわけにもいかない(?)くらい、照強=大量の塩撒き、というイメージができあがっているよう。

照強関といえば、169cm、116kgの体格で、いわゆる「小兵力士」。バランスの良い筋肉質な体は俊敏な動きをします。それでいて力強い投げをしたり、組むだけでなく、突き押しもできるなど、器用な力士です。

関取になって3年目。悲願の新入幕を果たすと、幕内最軽量力士となります。現在、幕内力士の平均体重が166kgを超えている中、軽量級の照強関がどんな戦いを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。

他にも素敵な若手力士はたくさんいます。相撲協会公式サイトや相撲中継、『大相撲力士名鑑』などでチェックしてみてください。

イケメンの定義は人それぞれ。自分の心をつかむ美男力士と出会うと、人生がさらに楽しくなるはずです!

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。