中村プロデューサーに直接聞いちゃいました!
成田童夢(以下、成田)「よろしくお願い致します」
中村伸行氏(以下、中村)「こちらこそ宜しくお願いします」
成田「今沢山のメディアミックスプロジェクトを行っておりますが、そちらの経緯…そして狙いの方をお聞かせ願いますでしょうか?」
中村「まずミルキィホームズの経緯が『ブシロードでオリジナルコンテンツをやりたい』という話から始まりました。
そこで、弊社社長の木谷が『「探偵」×「少女」ものをやりたい』という願望があり、そこで生まれたのが『ミルキィホームズ』なのです」
成田「何かイメージ的な物はあったのでしょうか?」
中村「弊社の木谷が大変『名探偵コナン』が大好きで、それを組み入れることは出来ないだろうか?と…そして、昔『宇宙』×『少女』ものの『ギャラクシーエンジェル』を社長自ら手掛けていたこともあり、それらが合わさったものが作れないかな…と話していたのがきっかけですね」
成田「そこからメディアミックスにはどのように繋がっていったのでしょうか?」
中村「木谷は『ミルキィホームズを押し出す為には、テレビアニメは絶対必要だろう』と…更にコミカライズなどをきっちりやったりと、多方面に出していく必要性があると判断しました」
成田「他に何か『ミルキィホームズ』を押し出す上で、気を使っていたこととかありましたでしょうか?」
中村「キャラクターを重視しましたね。
『ミルキィホームズ』の中で一番重要なポイントは『キャラが立つこと』なんですね。
最近の他のアニメさんの場合は、シナリオ主義であったりと色々あると思うんですけれど、うち的には完全にキャラクター主義です。
その中で、例えば『ゲームは真面目に進めていこう』とか『アニメは思いっきりバカなことをしよう』とかキャラクターのテイストを生かしつつ核となる部分をブラさない事によって、見ていただける方々の幅を広げられるんですよね。
そう言ったところでメディアミックスをとっています」
成田「…ちなみに中村さん的には、誰を一番推していらっしゃいますか?(笑)」
中村「…うーん…キャラクターですよね…次子…銭形次子…かな?(笑)」
成田「まさかのミルキィではなくG4なんですね」
中村「結構ミルキィのお話ばかり書いているので、G4のお話も増やしていきたいな…と思っていますね」
成田「こないだもアニメでG4のお話をされていましたもんね」
中村「G4は動かしやすい立ち位置なので…でも、ミルキィの中で動かしにくいキャラクターはいないですけどね」