デメリット1:お金がかかる

言うまでもありませんが、塾は無料ではありません。ピアノやそろばん、水泳や英語塾などに比べ驚くほどお金が掛かります。

授業料自体はそれほどではなくても、夏休みなどは夏期講習費、テストがある月はテスト費、その他にも教材費や施設利用料などが掛かってくる塾もあるようですから、塾はお金が掛かるということは予め知っておきたいですね。

デメリット2:やる気がないと・・・

塾はお金が掛かりますから、本人にやる気がないと、毎月お金をドブに捨てているような状態になってしまいます。

個別塾は別ですが、集団塾だと先生の目は1人1人に行き渡りませんから、授業中ボーっとしていたり、他のことをしていたりしても気づかれないことも。そうなると何のために行かせているのか分からなくなってしまいますから、本人のやる気は重要と言えます。

デメリット3:学校の友達が多いと学校の延長になってしまう

塾と学校が近い場合、塾に通う友達と学校の友達がイコールである場合も多く、塾でも学校と同じように遊びの場としてしまう子どもも少なくありません。

小学校低学年ではまだ「塾は勉強をするところ」という意識が低く、塾が学校の延長になってしまっては、行かせている意味がないというママもいました。

デメリット4:6年生までやる気が長続きしない

低学年の頃の「やる気」が6年生までそのまま続くとは限りません。勉強は学年が上がるにつれ段々と難しくなり、つまずいたり挫折したりしてやる気を失う子は少なくないのです。

低学年からしっかりと塾に通わせていても、6年生までずっとやる気を持ってやらせることは至難の業。早くから塾に通わせるのも善し悪しだというママもいました。

デメリット5:宿題チェックが大変

低学年の頃は、宿題の丸付けや進捗管理はほぼ親がしなければなりません。出された宿題はきっちりとやらせ、間違った問題はやり直しをさせることが意外と大変だと多くのママ達は言います。

宿題を溜め込んでしまい、塾の日の前日に全ての宿題をやらせるという経験を何度もしたというママは、宿題をやらせることが最も大変だと言っていました。

このように、小学校低学年から塾に通わせることのメリットやデメリットが分かりましたが、あくまでもそこには個人差があります。

子どもの考えや気持ちを軽視してしまい、親の考えを押し付けてしまうような通塾は子どもに苦痛を与えてしまい、勉強嫌いにさせてしまう可能性もありますから、親子でよく話し合って決めたいですね。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。